【映】ヒドゥン・フェイス

B00A0K5X0Mヒドゥン・フェイス [DVD]
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン 2013-02-07

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きっと知名度は高くないんだろうけど、見てソンはない、なかなかに面白い映画でした!!
ジャケットがすこしエロ気味なので、引いてしまう人があるかもしれないけど、まったくないとは言わないまでも、それほど濃厚なシーンもないです。でもたしかに子どもと見るのは不向きだけれど・・。

この映画、最初はぜんぜんどうってことないストーリー展開。
一人の指揮者が希望通りに国外の楽団に迎え入れられ、恋人とともに新天地へ。
しかしなぜか恋人に突然去られてしまい、失意のどん底に落ちる。
でも、たちまち別の女と深い仲になる。
警察は、元彼女の行方を追い(彼が捜索願を出したから)彼を疑ってる。
真実は?
元彼女はどこへ消えたか?
彼氏が犯人なのか?

★★★★

ここからネタバレです。
ネタバレを読まずに、映画を見ることをオススメします!(笑)








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【映】プンサンゲ

B00A74IZH4プンサンケ [DVD]
マクザム 2013-01-25

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韓国映画ならではの作品だった。
主人公の男は、南北朝鮮を秘密裏に行き来する「配達人」を生業にしている。
想像できるとおり、とても危険な仕事だ。しかもたった3時間で成し遂げると言う。
それをなぜ彼がやってるのかも分からないし、彼が何者かもまったくわからない。
彼は失語症のようで、聞こえはするがまったく言葉を発しない。
韓国政府は、この男、プンサンゲ(吸っているタバコの銘柄がニックネームに)に、北から亡命した高官の愛人を連れてくるように依頼。高官の要求を呑みつつ、闇の仕事人プンサンゲの逮捕という両得をたくらむ。
男は無事に女を連れてくることが出来るのか・・・。


南北朝鮮の分断と言うのは、私たちには想像もつかない悲劇をはらんでいるんだと思う。
同じ民族でありながら憎み合う人たちの姿は、イヤと言うほどこの映画でも描かれる。
北のひとたちは、南をうらやみながらも、北に忠誠を尽くす。
それが大きな悲劇につながっている。

哀しくて切ない映画ながらも、突っ込みどころも多いのだけど、エンタメとしてはかなり楽しめた。
なんせ、主人公の男がカッコいい。顔はそれほどでもないけど(ゴメンナサイ)ガタイもいいし。
アクションもいい。飛び道具は殆ど使わず、ナイフを少し使ったか・・肉体で強い!・・のが素敵!
泥臭いこういう強さが私の好みだった(*^_^*)。
女との間に芽生えた愛情・・だかなんだか分からないぐらいの仄かな思いも、切なくてよかったし、直接的なシーンはないけど妙にエロティックな感じがした。キスシーンなんかも効果的!
あと、容赦ない残酷なシーンが程よく織り込まれていてグッド。
あの拷問シーンは、たとえば中にトゲトゲの付いた鉄仮面だとか万力だとか、そういう道具を使うよりも痛々しかったし・・・。身の毛がよだった。レベルが高い!・・・と思う。

かなり好き。
★★★★
10:36 : [映画タイトル]は行トラックバック(0)  コメント(0)

【映】舟を編む

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原作がとても良かったので、映画を見に行ってきました。
映画も原作に忠実で丁寧に作られていて、見ごたえがありました。
感想は、ストーリー的には、本と同じ感想になります。

本の感想はこちら


ただ、やっぱり映画にしたとき、原作のよさがそがれてしまう部分って言うのはどこかしらにあるんじゃないかな。
私は作者の三浦しをんさんが、その道のエキスパートと言うよりも「オタク」部分を描くのがとても巧いなぁと感心させられたんだけど、映画ではその辺が表現不足に感じられた。
自分の感想にも書いてあるけど、原作では冒頭、監修の松本(映画では加藤剛)と定年退職する編集の荒木(映画は小林薫)が、常人から見れば奇天烈な感じすらするような、言語オタクっぷりを披露して、読者を感心させるやら唖然とさせるやら・・と言うシーンがあったりするのだけど、映画ではそこまでは描かれていなかった。まぁオタクの感じは良く出ていたけど。
それと、大海原と言うか、大宇宙と言うか、言葉の無限の広がりみたいなものを本を読んで感じた。
その広大さ、砂浜の砂の数のような膨大さに、自分の想像が及ばない。及ばないところに却って「無限」を感じたのだけど、映画ではそこまでの「広がり」は感じることが出来なかった気はする。
残念と言えばそれぐらいで、キャストも良かったし、まとめ方もそんなに違和感が無く、原作の雰囲気を壊すことなく巧く映像化していたと思った。
特に良かったのが、原作でもとても気に入った西岡。オダジョーが好演していた。
マジメさんの入居しているアパートなんかも、雰囲気があってよかった。
原作ほどじゃないけど、きっちり泣いてきました!

★★★★
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【映】光のほうへ

B005QWSNO2光のほうへ [DVD]
角川書店 2012-01-13

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デンマークの映画だそうです。泣けた・・!

冒頭、年端も行かない兄弟が二人で赤ちゃんの世話をしている。
どうやら赤ちゃんはふたりの末の弟らしい。母親はと言うとアルコール中毒で、この二人の兄弟も含め、赤ちゃんである弟さえも世話を放棄している。だからこの兄弟は必死にちいさな弟を育てている。時には万引きまでして・・。名前も親はつけないので、兄弟が命名。。。
そうまでして育てていたのに、小さな命ははかなく散ってしまう。

衝撃の導入部だ。なんせ赤ちゃんが死んでしまうなんて、正視に耐えない。あまりにも哀しすぎるのだ。

時は一気にワープ。兄弟が大人になった生活が描かれている。
ふたりとも、幸せそうでもないし、ちゃんとした社会人として生活しているように見えない。
しかし、兄ニックはそんな境遇にありながらも、元恋人の兄(短気で手が早く精神的にもややこしそうな男である)にたいして、ぶっきらぼうでありながらも気遣いが優しい。
方や弟は、麻薬中毒。幼稚園児の息子がいるが、とてもまともに育てているとはいえない。
言えないのだが、息子への愛情だけは本物だと感じられる。
ぎりぎりの中での二人の生活は危うくも愛情が感じられてしみじみとしてしまう。
どうしようもない父親だけど、そうせずにいられない父親(弟)の切羽詰った感じが伝わる。

兄弟二人が「きちんと」大きくなれなかったのは、明らかに子ども時代の影響だ。
母親に自ら虐待されながら、弟を死なせてしまったと言う罪悪感、トラウマ。
そんな過酷な過去を抱えて、まともに生きていけるだろうか。
私は少なくとも、この兄弟の成長した姿に納得を感じたし、また逆に、こんな風に過去にとらわれていることに、いとしさ・・みたいなものを感じた。
さっさと辛い過去は忘れ幸せになる・・そんな器用なことが出来れば、幸せだったのかもしれないけど、出来なかったところに人間らしさを感じるんだと思う。
もちろん、乗り越えていくに越したことはないし、弟の選んだ結末は哀しすぎたのだけど・・。

刑務所の中で再会した二人が、初めて「話す」シーンは胸を衝かれた。
マーティンの名前の由来、マーティンが大事に持っていた「Z」の書かれた紙切れ・・それらに涙を誘われた。

重くて辛くて暗い物語だったのだけど、不思議と見終えた後に一抹の明るさを感じる。
それがタイトルの「光」なのだろうか。
どうかこの二人が、マーティンが幸せになるように、願ってやまない。

きっと、幸せになるよね。

★★★★☆
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【映】ぼくたちのムッシュ・ラザール

B009JVPYRAぼくたちのムッシュ・ラザール [DVD]
フィリップ・ファラルドー
ニューセレクト 2012-12-05

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もっとほのぼの系の映画かと思ったら、とてもシリアスでヘヴィな物語だった。
のっけから、11歳の小学生シモンは、牛乳当番で一番先に教室に行くと、そこには首吊り死体が・・!!
驚愕の導入部でのけぞってしまった。
死んでいたのはなんと、子どもたちの担任だった。
急ぎ後任の先生を探す校長。そこにやってきたのが、ラザールと言うアルジェリアからやってきた教師だった。
慣れないカナダでの授業、前の先生を慕う子どもたちは、なかなかラザール先生の授業になじまない。
そのうえ、ラザール先生には秘密があった。
そして子どもたちは担任の自殺という出来事に、深く傷ついていて、心を回復できない子どもも多い。
そんな教室の中で、ラザール先生と子どもたちは次第にお互いの心を寄り添わせていくのだが・・・。










子どもたちが担任の自殺で、深く傷ついているのに、学校側はおざなりのカウンセリングで済ませようとする。学校側も、イマドキは大変で、たとえば、体罰はもちろん禁止だしハグも禁止、体に触れることを一切禁じているのだ。それでは体育の授業にも差しつかえ、子どもたちに能無しのように思われている体育教師は、その「禁止事項」のために、たいした授業ができないという。
この「禁止」が、担任の自殺に大きく関わっているのだけれど、教育現場の戸惑いや混乱が伝わってきた。
うーん・・。日本は「ハグ」文化がないからいいけど、そういう文化の国で禁止にされると辛いものがあるのじゃないかと思うけど、でも、イマドキの教育現場を思うと「そういう」先生が多すぎるもんなぁ・・。


教育のことだけじゃない。
ラザール先生の抱える過去が次第に明らかになって行き、これまたとても重い。
こんな辛い過去を抱えていたの?先生が気の毒でならない。


最後に生徒たちに別れの挨拶代わりに寓話を贈る。
涙なくしていられなかった。
辛い物語だけど、優しいものが心に残った。


★★★★










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【映】ヘッドハンター

B009SGAE30ヘッドハンター [DVD]
東宝 2013-01-25

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たしか、クリスチャン・スレーターの出演作品にも同じタイトルの映画があるけれど、こちらはミレニアムでおなじみ北欧はスウェーデン発の作品。

主人公のロジャーは身長168センチ。美人でスタイル抜群の妻がいる。金回りがよく、妻にも贅沢をさせている。大企業のヘッドハンター(引き抜き屋)をやっている。
しかし、それは表の顔。
彼は実は、美術品専門の「泥棒」だったのだ。。

美術品専門の泥棒なんて、ちょっとエロイカを彷彿としてしまった(笑)。
作品としてとても面白かった。
誉められたものじゃない、泥棒家業。でも、ロジャーに肩入れして見てしまった。
敵もさるもの。こんなのが相手じゃ助からないよ・・とドキドキハラハラさせられた。
ニコライが好きなのと、予告編を観て面白そうに思えたので観てみたけど、予告が面白いと中身が大したことないケースが多い。でも、これは期待を裏切らなかった。とても面白いサスペンスだった。

ネタバレはしませんが、見て損はないですよ。
ただし、一部、げーっとなりそうなほど苦手な描写があったので、ご注意を。
私はどんなにグロくても、人間がミンチになっても(映画ではね!)平気で見ていられるけれど、これだけは・・・思い出してもげーーーだわ。必要な描写だったから仕方がないね(^_^;)

★★★★
21:05 : [映画タイトル]は行トラックバック(0)  コメント(0)

【映】ヘルプ~心がつなぐストーリー~

B0089A4SKGヘルプ~心がつなぐストーリー~ [DVD]
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 2012-09-19

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<ストーリー>
作家志望のスキーターは南部の上流階級に生まれ、黒人家政婦の存在が当たり前の地域社会で育ってきた。だが、大学から戻った彼女は、白人社会で家政婦たちが置かれた立場が、もはや当たり前には思えなくなってくる。そして、身近な家政婦たちに現状に対しての想いをインタビューしようと試みるが、彼女たちにとって真実を語ることは、この南部という地域社会で生きる場所を失うことを意味していた…。
そんなある日、白人家庭に黒人専用トイレの設置を義務付けようと活動する、スキーターの女友達の家で働いていたミニーが、トイレを使用したため解雇されてしまう。誰もが口をつぐむ中、ミニーの親友のエイビリーンが勇気を出して、ついにスキーターのインタビューに応じた。
そしてその小さな一歩は数多くの勇気へと広がり、やがて彼らを取り巻く社会を根底から揺るがす大事件へと発展していく…。
Amazon紹介文

<感想>
とても心に残る物語だった。テーマの深刻さとユーモアがとてもバランスよくて、ただ重い気持ちだけでもなく茶化すこともなく訴えてくる。人間って立場が変われば差別される側にもする側にもなる。でも、その立場になって見ないと本当の気持ちは分らない。だからこういう映画や物語で想像するしかない。差別をしないスキーターやシーリアに頭が下がるとともにヒリーを憎んでしまうけど、自分はヒリーじゃないときっぱり言えないと思う。
★★★★★
22:52 : [映画タイトル]は行トラックバック(1)  コメント(2)

【映】ボーンレガシー

B006DWI8GWボーン・レガシー [DVD]
ジェネオン・ユニバーサル 2013-02-20

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冒頭しばらくして意識がなくなっていた(^_^;)。いつの間にかレイチェル・ワイズが大変な目に!そこからは面白かった。でもアクションシーンに至っては、アルティメイタムと酷似しているしカーチェイスも既視感いっぱい。もう斬新なアクションを望むのは無理なの?そしてラストは「え?これで終わり?」みたいな。こうしてみるとなぜこのシリーズをこういう形で続編にしたのか、解せない気がするな~。それにしてもパメラ・ランディが気の毒な…。そこはどうなるのか気になった。★★☆
21:48 : [映画タイトル]は行トラックバック(0)  コメント(0)

【映】ハウスメイド

B006M9VXW2ハウスメイド [DVD]
Happinet(SB)(D) 2012-04-03

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上流階級の邸宅で、メイドとして働くことになったウニ。家事全般、そして双子を妊娠中の妻ヘラと6歳になる娘ナミの世話が彼女の仕事だった。
古株のメイド・ビョンシクの厳しい指導のもと、ウニは明るい笑顔を絶やさず、一所懸命に働く。
ある日、主人のフンに求められたウニは、己の欲望に素直に従い、関係をもってしまう。やがて妊娠をしてしまったウニに、目ざとく気づいたビョンシシクが、妻の母親に密告する。
邸宅を出て一人で産もうと決意するウニ、残酷な手を使ってでも出産を阻止しようとする妻と妻の母、ビョンシクの謎の行動…
各々の欲望で破裂しそうな邸宅で、遂に事件が起きてしまう。
(Amazon紹介ページより)

もっとサスペンスフルな映画かと思ったけど、どちらかというと陰湿なカンジの人間ドラマ。
ハウスメイドとしてその家で、その家族とどう接しているか。
だんなに要するに手篭めにされ(って言い方は古いかしら(^_^;))妊娠までしてしまう主人公。
その彼女に対する、女主人たちの仕打ちが見ものというか…。
あんまり意外性も無く、恐ろしさも感じず。主人公も手篭めというよりも自ら抱かれた印象があるので、自業自得的な部分も感じた。もっと手篭め感が強かったら主人公に同情できたんじゃないかと思うけど、私って古い?(^_^;)

オチは後味悪いし、インパクトが強い。このオチゆえにしっかりと記憶に残りそう。
主人の家の娘がかわいそうです。娘は純粋に主人公を好きで、娘には罪もないのに…きっとすごいトラウマになるんじゃないかな。

「シークレットサンシャイン」の主人公、「イルマーレ」の彼氏、ウォンビンさん主演のドラマ「コッチ」の強烈お母さん、と、年上の彼女サンランさん…と、知った顔がたくさんで、そこは楽しかった。
12:30 : [映画タイトル]は行トラックバック(0)  コメント(0)

【映】ホームランが聞こえた夏

B0068CCB1Aホームランが聞こえた夏 [DVD]
Happinet(SB)(D) 2012-03-02

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中学時代、天才ピッチャーと称されながら、試合中に突然聴覚を失ったミョンジェは、聴覚障害者学校へ転校、二度と野球はしないと誓う。その高校にも野球部はあったが、部員はわずか10人、ハンディもあって中学生と同レベルの弱小チームだった。 ある日、暴行事件を起こして謹慎処分になった国民的スター投手キム・サンナムが野球部のコーチとしてやってくる。初めは嫌がりながらも、チームを厳しく指導するサンナム。(Amazon紹介ページより抜粋)

弱小チームが練習をして強くなって試合に勝つ!
というのなら、とてもありがち。
そこに、聴覚障害者のチームということと、新監督がワケありプロ野球選手というおまけが付く。
物語はあまりにも想像通りに進む(1点を除いて)ので、パンチに欠けるきらいはあったかも(^_^;)。
でも、たとえ想定どおりに進んだとしても、だからこそ感動的な物語もある。まさにこれがそう。
気持ちよく感動できる作品だった。

「公共の敵」シリーズの、オム班長(カン・シニル)がとても温かい役で登場。似合っている!
オム班長も好きだけど、この先生もよかった(*^_^*)
チョウ・ジョエンもイメージがぴったりの役で似合っていた。(ちょっと華奢すぎるかな)
選手たちもけなげで可愛かった。




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