【映】大統領の理髪師

B0009V1D60大統領の理髪師 [DVD]
イム・チャンサン
アルバトロス 2005-08-05

by G-Tools


しつこく、ソン・ガンホ祭り中。

韓国の近代史のなかで、首相官邸のある街で理髪店を営む主人公が、時代や権力に翻弄されるさまや、息子に対する愛情深い父親像を、ユーモア混じりに描く。
見ていて思ったのは、お隣の国韓国のこと、何も知らないなぁということでしょうか。
あまりにも知らないので、「こんなこと本当にあったのか?」と思ってしまいます。たとえば、映画の中には、マルクス病という流行病が登場するんですが、ゲリラと接触がありスパイ容疑があると、誰もが「マルクス病」ということで、逮捕されてしまい、拷問を受ける。これは実際にあったことでしょうか、それとも何かの風刺か暗喩なのでしょうか。
下痢になれば逮捕されると言うのが、可笑しいやら不条理すぎるやらで、なんとも・・・。
おまけに子どもも逮捕、拷問って・・。辛いものがありましたね。
そこで見せられる父親の、子どもに対する愛情が、胸を打ちますね。
特にすきなのは、招かれた首相官邸での夕食会。息子のナガンは父親を、大統領の息子にバカにされ、思わず大統領の息子を突き飛ばしてしまう。そのことで、当然のごとく主人公は、他の高官から大叱責を受けます。
それを自分のせいとしてしょげるナガンは、「僕のせいでお父さんが蹴られたんだから、お父さんは僕を蹴っても良いよ」と言うのですが、子供心に責任を感じているのだなぁと言うことや、それをお父さんは全然叱らずに、おんぶしてやったりして・・・あの場面が一番好きです。
終盤にも、お父さんが息子を負ぶうシーンがあるんですけど、韓国のゴタゴタの怖さもさることながら、こういう父と子の思い会う姿が胸を打ちました。
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