【映】JSA

B00006F1VGJSA [DVD]
パク・サンヨン
東芝デジタルフロンティア 2006-06-23

by G-Tools


以前から気にはなっていたけれど、なぜか観てなかった本作。
もっと早く見ておけばよかった~!と、思うぐらい感動しました。
こんな悲しい話があるか?ってぐらい悲しくて悲しくて、打ちのめされました。泣けた!!!

南北分断の朝鮮半島、その中間点に「JSA」=「ジョイント・セキュリティー・エリア」と言うのがあります。
両国がお互いけん制しあい、一触即発の緊張感が解けることないそのエリアで、あるとき謎の銃殺事件が起きます。軍人二人が死亡、一人が怪我。
韓国側の主張は、韓国兵士が、北朝鮮の兵士たちに拉致され、そこから逃げ出す際に兵士たちを銃撃したと・・。北朝鮮の主張は、韓国側のテロだ軍事介入だと・・・。言い分が真っ向から対立。
その事件を検証し、事件の真相に迫るべく、中立同盟国のスイスから捜査官として派遣された女性少佐(イ・ソンエ)。
銃痕の数など、すっきりと分からないことが多いこの事件の真相に、彼女はどこまで迫れるのか・・・。
と言う話。

実は最初は何が何やら?と言う状態でしたが、(以前も確かそんな感じで挫折したんだったなぁ)
物語が進むにつれ、どんどん引き込まれてゆきました。
韓国兵士イ・スヒョク(イ・ビョンホン)は、或るとき地雷を踏み、それを北朝鮮兵士のオ・ギョンピル中士(ソン・ガンホ)に助けてもらったことがきっかけで、やがて彼らは兄弟のように付き合い始めるのです。
お互い、きっと相手の「国」を憎んでいるのでしょう。でも、個人で付き合えば、こうして仲良くなれる。
人目を忍び、まるでロミオとジュリエットのように(笑)無邪気に童心に戻ったように、付き合う彼らの姿は、ちょっとだけこっけいでもあり、そしてほのぼのとしてもいました。
しかし、いつまでもこんなことが続くわけはなく・・・。唐突に訪れる、蜜月の終わり。
別れたくないのに、お互い好きなのに別れなければならない恋人たちのように、やっぱり彼らの別れは悲しかったです。。。が、本当の悲劇はこの後に。
あんなに仲良く出来たのに、あんなにお互い理解しあえたのに・・・どうして?
やっぱり結局憎み合い、銃を向け合い、それまでの敵であったとき以上の敵になってしまう。一度心を許したから余計に憎しみも増してしまう。憎みたくないのに、憎んでしまう。銃なんて向けたくないのに、向けてしまう・・そして・・・。
誰が悪いのでもなく、ただ、そうなってしまったということが、たまらなく悲しかったです。
事件の真相には、とても重い衝撃を受けて、打ちのめされてしまった。
なんで、どうして・・と言う気持ちが止みません。
涙涙・・・でした。

あの女少佐に真実を言い当てられなければ、彼はあのような行動に出なかったんだろうか。
でも、そうじゃなくても、結局あの結末を選んだような気がする。
胸に抱いて生きていくには、辛すぎて悲しすぎるから。
次は女少佐が、この事実を胸に抱いて一生生きていかなくてはならないのですよね。
自分の「罪」を抱いて。

「エンディング」


「二等兵の手紙」Letter of a Private


「宛の無い手紙」Unsent Letter



ソン・ガンホの映画は何本か観てきて、いい役者さんだなぁとは思ってたけど、この映画では特にカッコいいですね。
イケメンってわけじゃないけど、存在感がすごいし、包容力やら男らしさやら、まさに頼りがいのある「兄貴」!!
・・・めっちゃカッコいい。
惚れてしまいます。
世間的には、韓国のイケメン俳優と言えば、イ・ビョンホンもその筆頭でしょうが、私は断然ソン・ガンホだなぁ。
「渇き」も「義兄弟」も絶対に観たいです。

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15:33 : [映画タイトル]英数トラックバック(0)  コメント(0)

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