【映】ラースとその彼女

ラースと、その彼女 (特別編) [DVD]
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ラースは内気で信心深い独身男。本家に兄夫婦が住んでいるので、自分はガレージに住んでいます。引きこもりがちになってきている生活を心配し、義姉が世話を焼こうとしたり、職場や教会の人たちが好意を見せても、頑なに心を閉ざしてます。そんなラースが「恋人」にしたのは、ネットで自由に自分の好みにカスタマイズできる「リアル(ラブ)ドール」と言う、いわば「オトナのおもちゃ」の等身大の人形。
だけど、ラースはいたってマジメ。周囲の戸惑いや驚き心配をよそに、その彼女、ビアンカとプラトニックな愛情を育み真剣交際するのですが・・・・。

アブナイ男の物語か?と、一瞬思うのだけど、ビアンカに優しく話しかけるラースの姿を見ているうちに、だんだんとラースの心の痛みや悲しみ、寂しさが伝わってきて、とても切なくなります。
ビアンカの言葉は、すべてラースが代弁しているのだけど、その「代弁」を通して実はラースが本心を語っていることが分かってきます。それほどお喋りじゃないし、語ることは沢山はないけれど、見ているものには不思議なほど、ラースの気持ちが伝わってくる。切なくて泣かされました。
最初は奇人を見るように接している、ラースの兄夫婦や町の人たちが、次第にラースとその彼女を受け入れていく。それがとても可笑しいんだけど、温かくてほろりとさせられます。私はとくに、ラースとの今までの関わり方をじっくりと考えてみる兄の姿に、感じるところがありました。自分の過ちを認めること、それがオトナだという兄。
自分が孤独だと感じていたに違いないラースの気持ちが変わっていく、その具体的な決定的なシーンはほとんどない。説明的な部分はほとんどないのにこちらにわかってくると言うのが、この映画のとてもいいところだと思いました。
じんわりじんわりと、優しさとか温かさと言うものが胸に沁みてくるような、そんな映画。
オススメです。

女医を演じた女優さんは、「エイプリルの七面鳥」の母親の人です。今回も素敵でしたよ。



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