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【本】後悔と真実の色/貫井徳郎

4344017382後悔と真実の色
幻冬舎 2009-10

by G-Tools


凄惨な連続殺人事件を軸にした、警察小説なのですが、あまりにも登場人物(警察内部の人間)が多すぎて、その関係を追うだけでも一苦労。
視点人物・・・と言うらしいんだけど、それが多かったのはおそらく「乱反射」みたいに、群像劇風にしたかったのかな?と素人判断で思った。でも、それにしては、何かあるに違いないと思わせられた登場人物が中心からはフェイドアウトしてしまったりと言う、中途半端な結果になったと感じました。その間、とても読むのが面倒で、得意の斜め読みにしてしまいました。
面白い!!と思えるようになったのは本当に終盤で、でもその終盤の吸引力は結構なパワーがあり、釣り込まれましたが、もっと早くからこの面白さが出てきたら良かったのに、ちょっと残念な小説でした。
でも、ラストのなんとも言えない虚しい感じは好きなんですよね。
次作に期待!

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