【本】ペルザー家 虐待の連鎖/リチャード・ペルザー

4789723704ペルザー家 虐待の連鎖 (ヴィレッジブックス)
Richard Pelzer
ソニーマガジンズ 2004-10

by G-Tools




ずっと以前読んだ「ITと呼ばれた子」シリーズの、デイブ・ペルザー氏の弟が書いた一冊。

彼は、デイブがこの忌まわしい家から助け出された後、デイブの身代わりのように、母親に虐待を受け始めます。自分が兄にしてきたこと(母親の機嫌を損ねないように、兄の虐待に加わったりしたこと)を思い出しながら、ひたすら虐待に耐える姿が痛々しすぎる。

文中にもあったけど、福祉関係や警察の人たちは、なぜこの家でデイブ以外の子どもが被害にあっているということに、思い至らなかったのだろう?この家の様子を見続けることは、当然のごとく必要だったはずなのに・・・。

「IT と呼ばれた子」は、虐待の凄まじさもさることながら、そこから受けた「傷」を里親の愛情によって克服して行き社会復帰を果たしたデイブの姿が感動的であったし、また、里親制度の必要性を強く訴えると言う面がとても大きかったと記憶していますが、この弟によって書かれた続編は、前書きから、今現在は幸せに生活しているんだなとわかるものの、著者が虐待を受けている生活の中で唐突に終わってしまっているので、ひたすらやるせなかったです。
スポンサーサイト
09:39 : [本・タイトル]は行トラックバック(0)  コメント(0)

コメントの投稿











 管理者にだけ表示を許可

トラックバック

この記事のトラックバックURL