【映】カッコーの巣の上で

B001525JAIカッコーの巣の上で [DVD]
ワーナー・ホーム・ビデオ 2008-04-11

by G-Tools


アカデミー賞受賞作品で、高名な本作、見たことがなかったので見て見ました。
ジャック・ニコルソン、若いし、怪優なんだけど、なんかカッコイイ。バック・トゥ・ザ・フューチャーのドク・ブラウンのクリストファー・ロイドや、ダニー・デヴィートなんかも出ていて、若かりし頃のその姿に「お♪」と思いました。

内容

物語は、主人公のマクマーフィーが、刑務所の重労働がイヤで逃れる為に精神病を装い、精神病院に入院してきた所から始まります。特に大きな精神障害を持っていない彼は、たちまち院内のリーダーシップを握ります。患者たちには宿敵でもある、婦長の理不尽な拘束や差別を目の当たりにして、マクマーフィーは院内でちょっとした「反乱」を起こします。勝手に外に出て行ったり、仲間を連れ出したり・・、野球(ワールドシリーズ)を見せろといったり、何かと婦長にたてつくのです。
しかし、そうした反抗的な行為は、マクマーフィーにとって「退院」出来なくなることだったので、それを知った彼はこのままでは一生ここにいなければならないと思い、逃げ出す決意をします。
ところが、あまりにもトンマなことに、逃げ出す際に監視の職員をごまかすためにもうけたバカ騒ぎのお酒が過ぎて・・・・。

++++++++

うーん・・・・なんとも悲しい物語でした。
精神病院の人権侵害が、思ったよりも酷く描かれてはおらず、ちょっと拍子抜けしたのと、ニコルソン演じるマクマーフィーが、労役をサボりたいが為にこの病院にやってきたことから全ては始まったので、結局のところは「自分がまいた種では」と思ってしまいます。そもそも、犯罪を犯して刑に服していたんだろうし・・・。
ただ、マックがやってきたことで、院内のほかの患者たちが楽しそうに生き生きとしていたのは、印象的でした。特に、最後に死んでしまう若い患者の彼は、マックを慕っておりそこに芽生えた友情は感動的だったので、マックが逃げると言った時の別れのシーンは胸打たれました。
彼が最後に自殺してしまったときの、マックの怒りなんかも、胸が詰まりました。
今ではロボトミーの手術はないようだし、若い人は知らないのかもしれませんが、実際に行われていた事で、とても恐ろしいです。すごくショッキングでした。
結局、口が利けないと思っていたネイティブ・アメリカンの青年チーフが、マックの代わりに病院を脱出。その前に彼がしたこともまた、かなりショッキングで、逃げたチーフの後姿が開放感と明るい未来を象徴しているにしても、物悲しい虚しさの残る作品でした。


余談だけど、これを見ているとき、夫も途中参加で見ていたのですが、最後まで何の映画か気付きませんでした(^_^;)。夫は当時映画館に見に行ったと言うのに・・・・。「どの場面も全然覚えてない」ですって。覚えていることは「ワケの分からん映画だ」と言うことだけのようでした。

★★★☆
スポンサーサイト
20:46 : [映画タイトル]か行トラックバック(0)  コメント(2)
前から気になっていて観てない映画の1つです。
大好きな「アマデウス」と同じ監督さんなんですよねー。
「名作」は苦手なんですが図書館で借りられるので今度観ようと思います。

それと、いつもドキュメント小説のレビュー楽しみに読ませてもらってます。
嫌いなジャンルなので、本を読むことはない、って思うのですが、shortさんのレビューは本当にいつも興味深々で読んでしまいます。
きっと自分で読むと心の葛藤が激しくて消化できないと思うんですけど、いい感じに「道」が作られて考えが散らずに気持ちがいいです。

2009/08/12(水) 07:52:20 | ブラッド │ URL | [編集]

ブラッドさん、コメントありがとうございます。
私もずいぶん前から「これは見ないと」と思ってました。
今頃になってしまったんですが、まぁ一見の価値ありかな??
機会がありましたらご覧下さい。
もっと悲惨な収容生活なのかと思ってたらそうでもないので、結構拍子抜けだったかな?
とは、一言添えさせていただきます(^^ゞ

ノンフィクション、感想、読んでいただいてありがとう~~。
でも、ちゃんと書き切れてないとは思うんですよね。大事なことが抜けちゃってます。
あとで、書かねばならなかった事が書けてない!!としょっちゅう思っています。
人殺して、言い訳も何も赦されない!とは思いますけど、あまりにも悲惨な過去が
マスコミや警察側によって、一般的にウチラに届いてないような気がしました。
まぁともかく、警察が彩香ちゃんが死んだときにもっとちゃんと捜査しておればよかったのに
それを怠慢にしておいて、それを棚に上げて、
あとで、豪憲くんが死んだからと言って、
何が何でも鈴香サンを「冷徹非道」な殺人鬼に仕立て上げたかった・・・・
と言うのはわかりました。
「心霊写真」っていうニックネームが付けられたのは
担任の責任だと言うのが、ひどいよね。
その後の人生、変わってしまったのは
その先生の責任だと言いたいくらいです。
・・・だからと言って、殺人は赦せないけど・・・。

2009/08/12(水) 15:10:54 | short │ URL | [編集]

コメントの投稿











 管理者にだけ表示を許可

トラックバック

この記事のトラックバックURL