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グラン・トリノ

グラン・トリノ

「チェンジリング」もとてもよかったけど、こちら「グラン・トリノ」も、とてもよかった。
偏屈で頑固だけどプライドの高い老人が、ふとしたきっかけでそれまで散々見下してきた中国少数民族の移民一家と仲良くなり、心を開いていく物語です。
隣に住んでいながら全然交流はなく、手入れの行き届いた芝生の中に足を踏み入れようものなら「芝生に入るな!」とすごい剣幕で追い返す。そんな相手だった隣の住人と仲良くなっていく(と言う言い方は陳腐かもしれないけど)過程が無理なく微笑ましくユーモア混じりに描かれてて面白いです。二人の間に友情が育っていくのがとても良かった。
予告で見たときから「そういう話だろう」と思ってて、まぁ「そういう話だった」のですが、だからと言って面白さが損なわれず、全編楽しく面白く観ました。
ここのところ、映画を見て泣くということがとても少なくなってて、今回久しぶりに気持ちよく「泣かされた」気がします。終わり方もすごく納得できたし、爽やかでした。ただ爽やか過ぎて物足りないと言えば、言える気もして。「ミリオンダラー・ベイビー」のとき、とても落ち込んで3日ぐらい引きずったことを思うと、あまりにもキレイにあっさり終わりすぎな気もしますが。

実は私は映画を見ていて、「アルプスの少女ハイジ」のおじいさんを思い出してました。
おじいさんがハイジによって心を開かされ、他人にも心を開き、社会人として世の中とのつながりを取り戻し、やがて信仰心も取り戻す。グラン・トリノのウォルトもよく似た感じがして、その点でとても分かり安い物語だったなと思うんだけど。

★★★★★
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11:02 : [映画タイトル]か行トラックバック(0)  コメント(3)
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2009/05/02(土) 11:40:01 | - │ | [編集]

イーストウッド監督作品は名作が多く、
私も好きな作品が多いけど、
myイーストウッド作品No1
イーストウッド監督の作品は、
どの作品も後味が悪くて..
彼の好きだけど、また観ようとは思わないものが多かったのよ。でも、グラントリノはそうはラストに余韻が残ってよかった。
日常に起こりうる、派手さがないところもよかった。
モラルがない、暴力社会、米の銃社会に喝を入れたとも思える作品は、私的マイケル・ムーアより好きかも。

2009/05/12(火) 20:28:24 | ラム │ URL | [編集]

ラムちゃん、いらっしゃい。
結構さらっとした映画でしたね。これ。
泣けるには泣けたけど、ずっしり来たかって言うと、それほどでもないかな~。
やっぱり私にとって、一番ずっしり来たのは「ミリオンダラーベイビー」だな~。
あの映画はスキとか、一番とか絶対に思えない。どっちかと言うと「好きじゃない」映画なんだけど、
でも、なんか、心に残ってしまう。
「グラントリノ」はあまりにも毒がなかったような気がしますね。今となってみれば。
でも、DVD出たら子どもたちと一緒に見ますよ~♪

2009/05/13(水) 12:12:21 | short │ URL | [編集]

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