パトリオット

B00005LMIMパトリオット コレクターズ・エディション
メル・ギブソン, ヒース・レジャー, ジョエリー・リチャードソン, ローランド・エメリヒ
ソニー・ピクチャーズエンタテイメント 2001-02-23

by G-Tools


監督:ローランド・エメリヒ
出演:メル・ギブソン
    ヒース・レジャー
   
アメリカの独立戦争を舞台にしたアクション大作です。面白かった!!!
かつては名を馳せた名将だったという主人公のベンジャミン(メル・ギブソン)は、今ではなぜか穏健派。戦争には反対の立場です。息子の従軍にも良い顔をしないし、ひたすら身を縮めての生活。
ところが、ある事件がきっかけで、本性を出す・・・本来の勇猛なベンジャミンに戻り、家族のため息子のために立ち上がるのです。それはとりもなおさず祖国のためでもあるのでした。

上手い事に、イギリス軍が徹底的に悪く描かれている。この手の映画では勧善懲悪的に「善」か「悪」かがはっきりとしていると、大変感情移入しやすくなり、ぐっと面白くなります。
最初は平和主義者の主人公ベンジャミン、家の近くで交戦し怪我をした兵士を敵味方の区別なく家に迎えて丁寧に介抱するのです。なのにそんなベンジャミンの気持ちを踏みにじるように、イギリス軍は包帯を巻いたばかりのアメリカ兵を、ベンジャミンたちの目の前で撃ち殺し、挙句の果てにベンジャミンの二男さえも目の前で惨殺します。追い討ちをかけるように、長男ガブリエル(ヒース・レジャー)も捕虜として拘束、連れ去られてしまったベンジャミンは、怒りに身を任せて行動を起こします。まだ幼い三男・四男に銃を握らせ、ガブリエルの奪還に向かうのです。
このシーンがまずは最初の見所でしょうか。後にゆうれいにやられたと、イギリス兵の生き残りが言うのですが、姿の見えないとても強い何者かが、たった一人で部隊一つを殲滅させてしまうのです。実際には、ベンジャミンの二人の息子たちの見事な射撃も強い味方なのですが。幼いながらも的確に的を撃つ子ども達と、あくまでも非情に徹し、息子を奪い返す・・・そして失われた息子のあだを討つ父親の執念がすごく逞しく力強く、カッコイイ場面です。全身血塗れになりながら何度もチェロキーの斧を振り下ろすその姿は、鬼気迫り、実際には「残酷」なのだけど、この場合まったく恐ろしさを感じませんでした。ひたすらイギリス兵に対する恨みが勝つのです。
そしてその後、どうしても戦場に行くというガブリエルを守るため、そして、家族を守るために自分が戦わねばならないと決意します。
民兵のリーダーとしてプライドの高いイギリス軍を翻弄し、各地の戦いで次々と戦果を挙げるベンジャミンの快進撃はまったく胸がすくよう。彼の根底にあるのは、愛するものたちを守りたいという思いだけ。その大きな強い包容力は、理想の父親像と映りました。
戦争なので、勝つときもあれば負けるときもあり、死ぬ人間もいてそのたびに悲しい気持ちも味わいますが、全編ドキドキハラハラさせられ、ときには家族の結びつきに涙し、兵士同士の友情にホロリとさせられ、飽きることなくハマりました。

★★★★☆



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