アンフィニッシュライフ

B000QUCZPWアンフィニッシュ・ライフ
ロバート・レッドフォード モーガン・フリーマン ジェニファー・ロペス, ラッセ・ハルストレム
ジェネオン エンタテインメント 2007-07-25

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「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」「ギルバート・グレイプ」「ショコラ」「サイダー・ハウス・ルール」などの名作を手がけた監督、ラッセ・ハルストレム監督、ロバート・レッドフォード主演による作品。

恋人の暴力から逃れるために、元夫の父親(娘グリフの祖父)アイガーのもとへ身を寄せる事にしたジーン。
ふたりを迎え入れてくれたアイガーだったが、息子のグリフィンの死がジーンのせいだとして、未だに心を許さない。
ぎすぎすした空気の中で、それでも始まった奇妙な3人の生活は・・・。

+++

ひさしぶりに、好みにドンピシャな映画を見ました。ものすごく好きです。これ。
しみじみとした心地よい感動がストレートに伝わってきて、じわじわと涙が沸いてきてはあふれ出るという感じで、見ている最中も見終えてからもずっとその心地よさの中に身を任せている感覚の映画です。ラッセ監督の映画らしく、それ以上でもそれ以下でもない、だからこそ良い、そのことがものすごく安心感を与えてくれるのです。
広大なワイオミングの風景の中で、実直に暮らす人たちの姿がとても素敵に描かれていて、シーンの一つ一つが美しく好きです。

息子の逆縁の不幸に会ったアイガーの悲しみ、そのことで憎まれ許されないことに苦しむジーン、そしてその娘グリフ、くまに襲われ体の自由を失い、今なお痛みに耐えかねてモルヒネのお世話になるモーガン・フリーマン演じるミッチ、それぞれの心の痛みを優しく描きながら、徐々にゆっくりと癒されていく様は、見ているものも優しさに包んでくれます。

傷を癒すのはやっぱり人との関わりの中でしかないのだ。許す事、許される事、それは人の生活の中でなくてはならない。そのことで人はお互いが豊かに幸せになれるのだと、しみじみと心に沁みる物語でした。
口は悪いながらも積年の友情を育むロバート・レッドフォード、モーガン・フリーマンの枯れた感じがいい味で、特にレッドフォード久しぶりの当たり役(私にとって)。

★★★★★
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10:09 : [映画タイトル]あ行トラックバック(0)  コメント(0)

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