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ジェシー・ジェームズの暗殺

B0018O3OWIジェシー・ジェームズの暗殺 特別版(2枚組)
ケイシー・アフレック, サム・ロックウェル, メアリー=ルイーズ・パーカー, サム・シェパード, アンドリュー・ドミニク
ワーナー・ホーム・ビデオ 2008-07-09

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重厚で見応えのあるドラマでした。
タイトルの通り、ジェシー・ジェームズなる人物が暗殺されるまでと、その後日談が描かれた物語です。というところで、ジェシー・ジェームズと言う人物の事ですが、アメリカ南部ではとても高名で英雄のように語り継がれている人物なんだそうです。私はこの映画を実話に基づくドラマとは知らなかったし、ジェシー・ジェームズの誰だかも知らずに見ていたのですが、その辺のことはもっと事前に知っていればおもしろかったかなぁと思います。映画の中では殆ど説明がなく、南北戦争のことも多少は説明があるけれど、その戦争を経て「北軍の圧政に苦しむ南部人民には、北軍に対する抵抗の象徴として英雄視されていた」のだそう。とてもとても人気の高い人物だったようです。
今からご覧になる人は、このことを念頭に置いてご覧になるとよろしいかと。
なぜならば映画の中では、ご多聞にもれずジェシーに憧れた若造が、すでにジェシーの仲間である兄のつてをたよってジェシーに取り入ろうとするのですが、その若造(この物語の主人公ともいえるボブ・・ケイシー・アフレック)の視点で描かれているため、残忍で容赦ない恐ろしい男としか伝わってこないのです。新聞記事やら風評によって出来上がっていたジェシーの姿と、ボブが見たジェシーの姿とはあまりにも違うのですね。
長年による逃亡生活に疲れ切ったジェシーの、スレスレのところで均衡を保っている精神状態。有無を言わさぬ威厳と言うよりも、恐怖感を抱かせるジェシーの姿をブラッド・ピットは熱演をしていました。画面のこちらも身をすくめてしまう怖さがあります。笑顔が叉怖いんですよ。
ボブが、暗殺をするまで二人の間にどのようなことがあったのか、なぜ崇拝していたはずのジェシーをボブが暗殺するに至るのか。。。二人の間に漂う緊迫感がとても見応えがありました。
そしてわたしがおもしろかったのは、その後日談。
お尋ね者で、懸賞金も多額掛けられているジェシーを暗殺した「ヒーロー」であるはずのボブのその後が、あまりにも「予想外」だったのです。この後日談こそ、わたしは好き。
長い映画でしたが、美しい風景をスタイリッシュに切り取ってあるシーンのひとつひとつが好ましく、前編見飽きず見ることができました。

★★★★

ボブを演じたケイシー・アフレックについて。。

なんか、中途半端なハンサムでした。ジュード・ロウを崩したカンジかと思いきや、ベン・アフレックの弟でした。
言われて見ればそっくりだわ。。と。
http://us.imdb.com/media/rm2304875264/tt0452623
オーシャンズシリーズではレギュラーだそうですが、全然記憶にない。。失礼。
兄ベンのデビュー作(?)「グッドウィルハンティング 旅立ち」にも出てたらしいけど、これまた記憶になし。。。

この「ジェシー・ジェームズ」ではかなり注目を浴びたようなので、今後に期待です。
次回作は兄ベンの初監督作品「Gone Baby Gone」。
残念ながら日本公開はないみたい。9月にレンタルリリースの予定らしいです。
雰囲気や、豪華な出演陣を見ても期待が高まりますが、なぜに劇場未公開なのでしょうね。
レンタルが出たら見ますぞい!
http://www.movies.co.jp/gonebabygone/
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