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魔術師/ジェフリー・ディーバー

4163234403魔術師 (イリュージョニスト)
ジェフリー・ディーヴァー 池田 真紀子
文藝春秋 2004-10-13

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うーん、なんというか
さすがに5冊目になると、今まで「うわ!」と驚いていたところで、驚かなくなってきたかな~と。
ある結果が出るとする、でも、それは本当は違うんでしょ、ほーらやっぱりね、と、
いかにおバカなわたしでも、5作品目にもなりゃ、アアタ。
騙されたかったけど、おのずと最初から疑ってみたり、、、あるいは、今までなら単純に「ええ~~!!?まさか!」と思っただろう場面でも「ちぇ、またか。そんなこったろうと思ったよ。」と、覚めた目で見てしまうのでした。
つまり「慣れ」て来ちゃったのね。
それと、やっぱりこうなってみて一番面白かったのは「ボーンコレクター」だったなぁと、しみじみ思います。
なんといっても新鮮だったし。
アメリアの現場検証へのとまどいと初々しさ。これが良かったと思うのに、最近はどうでしょう。
ずいぶん彼女も慣れてきて、それはそれで「“攻め”のアメリア」が見られて、そりゃカッコイイし面白いんだけど、、、。
やっぱり最初のアメリアの死体に対する「怖い!やりたくない!お願い、見逃して」「でも、やるんだ!!やれ!!」というカンジが読者のサドッ気を満足させたと思うけど、それがないのが残念ね。
あと、これがわたしには非常に大事なんですが、猟奇度っていうか、死体のグロ度が下がってますね。
「ボーンコレクター」の死体は、ものすごく凄惨だったでしょう。見るのも震えるほどに。今回はかなり猟奇度低し。それも物足りない原因の一つ。
それと、もうひとつ「コフィン・ダンサー」のときに、あまりにも振り回されて、ちょっとやりすぎ!って思ったんですが、今回もちょっと振り回されすぎましたね。
最後はもう、疲れちゃったもんね。
思うに、このシリーズは読めば読むほどマンネリになっていき、面白みが減っていくのではないでしょうか。
(ライムもなんか、今回丸くなってませんか。)




今の所、面白かった順番は
1:ボーン・コレクター
2:石の猿
3:エンプティー・チェア
4:コフィンダンサー
5:魔術師(4と5は同点ぐらい)
って言う感じ。
もう、殆ど(概ね)読んだ順番に面白さが下がってる。
魔術師は、お気に入りのフレッド・デルレイが出てないのもマイナスかな。
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