バンテージ・ポイント

監督 ピート・トラヴィス
製作総指揮 カラム・グリーン 、タニア・ランドー 、リンウッド・スピンクス
音楽 アトリ・オーヴァーソン 脚本 バリー・L・レヴィ

デニス・クエイド (トーマス・バーンズ)
マシュー・フォックス (ケント・テイラー)
フォレスト・ウィッテカー (ハワード)
サイード・タグマウイ (スワレス)
エドゥアルド・ノリエガ (エンリケ)
エドガー・ラミレス (ハビエル)
アイェレット・ゾラー (ベロニカ)
シガーニー・ウィーヴァー (レックス)
ウィリアム・ハート (アシュトン大統領)

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シークレットサービスのトーマス・バーンズ(デニス・クエイド)は、同僚のケント・テイラー(マシュー・フォックス)とともに、スペインのサラマンカで開催される首脳会談に出席するアシュトン米大統領(ウィリアム・ハート)の警護にあたっていた。サラマンカ到着直後、大群衆を前に広場でテロ撲滅のスピーチを行うアシュトン大統領が突然、何者かに狙撃される。パニック状態に陥った広場の中で、狙撃の瞬間を目撃した8人は……。(シネマトゥデイ)

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ボディガード、大統領本人、暗殺者、地元警察、アメリカ人旅行者、テレビクルー、などなど、それぞれの立場の8人の視点を通して、この暗殺事件を見る。
何度も何度も、事件は「巻き戻」されて同じ時間をそれぞれの目で追うという仕掛け。
それが斬新で面白いのだとは思うけど、わたしには何度も同じ場面を見せられて、飽きてしまった。最初のうちこそ、面白かったんだけど、こう何度もやられては「その先が気になるのに!!」とイライラしてきたし、緊張感も持続しなくて眠気に襲われてしまいました。
何度も「巻き戻」される中で、だんだんと事実関係が明らかになっていくんですが、要するに「見せ方」が面白いって言うだけのはなしだなぁと。。。
どの登場人物にも、魅力も共感もまったく感じない。
「ジャンパー」でも、同じことが言えたけど、ワクワク感と言うモノがこの「バンテージ・ポイント」にはなくて、ともかくガッカリしたのでした。

以下ネタバレにつき、反転してください。

だいたいが、あのデニス・クエイドが大統領を救うシーンなんてのは、偶然そこにあの少女がいたからですよね。そんな偶然で、救急車がひっくり返ってしまって、それがなかったら取り逃がしていたんじゃないかなぁ。
しかも!!
あれだけのことをしたテロリストがどうして、たったひとりの少女の命を救うためにあんなに真剣にハンドルを切りますか?
思わず「そんなアホな」と呟いてしまいました。
アメリカの映画では子どもは死なない、って言う事になってるとは言え。。。
一番の違和感は、少女を助けたアメリカ人旅行者のフォレスト・ウィッテカー。
カメラを持って走り回り、警察やらSPやらというプロの走りについていけるとは思えなかったし、あそこで持っていたカメラもそこまで重要性を感じなくて、肩透かしだった。カメラの意味あるの?前半はともかく、後半は望遠鏡の代わりになったって言うだけでは。
なによりもあのラストの人情劇(家族との電話)みたいなのは、どうにもこの映画に無理矢理くっつけたようで、違和感がありました。なんでそこで泣かせようとするかなぁ。しらけてしまいましたよ。。




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10:56 : [映画タイトル]は行トラックバック(0)  コメント(8)
リプレーでの犯人探しは変わった手法ですね
ベテランが脇を固めていましたね
トーマスはトラウマに負けず頑張りました
lostのジャックが裏切るとは
最後まではらはらでした

2008/03/21(金) 15:20:15 | イケメンシナ │ URL | [編集]

イケメンシナさん、いらっしゃいませ。
コメントありがとうございます。
キャストはとっても良かったです。
あのひと、lostのひとなんですね!
ドラマ、見てなかったので知らなかったです(^^ゞ

2008/03/22(土) 00:25:45 | short │ URL | [編集]

あ、私もテロリストが少女を避けてハンドルを切ったとこ!あそこが彼らにとって一番重要なポイントじゃないですか!大統領を拉致してるっていうのに、普通なら強行突破ですよね。
偶然のおかげで事件は解決したわけですが。
私も旅行者の家族の絆を取り戻したシーンはすっかり飛ばしてました。
少女とお母さんが再会できて、そこにひたすら感動。(笑)
結局、奥行きのないドラマだったんですよね、テロリストの真の目的とか、それに関わる様々な人間模様など一切なくて、大統領銃撃と犯人探しのみだけの話。
だから振り返るとなんにもないんですけど、でも私は見てる間は夢中で見てました。

役者も揃ってましたね。旅行者は、なぜか黒人差別で顔がボコボコになってるいじめられキャラのイメージが強くて・・・。彼もよく見かけますよね。
今日、「魔法にかけられて」を見てきま~す。

2008/03/22(土) 08:33:57 | じゃじゃまま │ URL | [編集]

じゃじゃままさん♪
>結局、奥行きのないドラマだったんですよね、
それそれ!!
同じことを何回も繰り返しているお陰で、描かなければならなかったことを描けないままで終った、っていう感じです。
まぁ、見ている間は面白かったりすっごく泣けた利しても、後には何にも残らない映画って、結構ありますよね。でも映画は楽しんだ者勝ちですから。見ている間は楽しませてくれる映画って、結局良い映画だと思うのです。

少女の場面ね、たしかにそこで少女を轢き殺してしまったら、なんかちょっと別の映画になりそうではありますが。
(わたし的には、ちょっとスプラッタな感じになってしまう・・・)
でも、ヤツが少女を救おうとか、おかしいですよね~~。女も「はっ!!前を見て!!危ない!!」みたいな感じだったけど、お前のやったことを振り返ってみろ!!
と、突っ込みたいですよね(笑)

2008/03/24(月) 00:19:22 | short │ URL | [編集]

またしてもお邪魔しちゃいます!
そうでした、そうでした!!あの女「前を見て!危ない!!」って言ってましたよね。
私も、その時思ったんですけど、あれだけのカーチェイスでまずけが人が出てないこと自体、まずないと思いません??
いっつもいっつも、普通誰か轢いてるでしょ!って突っ込んじゃうんですけど、無理な設定ですよね~。

そもそもたくさんの人間を犠牲にしてるのに、そこだけ真人間に戻ったのって、笑えますね。
でも、大統領暗殺成功か??ってわりと度肝抜かれました。今までの映画でも、絶対に未遂だし、おお~~~!って感心してたんですけどね~。
やっぱりそこまではできないか。

2008/03/24(月) 21:28:43 | じゃじゃまま │ URL | [編集]

じゃじゃままさん、何度でも大歓迎です!

そうそう、カーチェイス。死人どころか怪我人も出ないですよね。
この映画に限らず他のどんな映画も!
神業ですよねぇ!わたしもその点は「見て見ぬ振り」で流していますが(笑)今回は運転手が、大爆破ですでに何人も殺しているテロリストなので、かなーり違和感ありましたねー。
大統領の暗殺、アメリカではやっぱりタブーなんですかね。
だいたい、あの大統領もやたら「報復はしない」とか頑張っちゃって、正義漢ぶりっこしてた印象でした。
いや、ここまでボロカスに言うのもなんですが・・・(^^ゞ

2008/03/25(火) 13:23:56 | short │ URL | [編集]

お言葉に甘えてまたもや。
そうそう、今までは観客の大きな包容力で見逃してあげてましたけどね。いちいちそこでけが人がどうとかやってたら、映画終わらないし、別の話になっちゃいますもんね。
でも、今回はね~~~。すっごい悪党だったのに。ま、あの少女と母親の再会は、ものすご~~く応援してたので、よかったですけど。
shortさんは「24」は見ないですか?
やはり大統領暗殺はタブーならば、あのドラマでは大統領がテロの黒幕だったり、元大統領はあっさり暗殺されたりと、大胆なのかな。
shortさんとお茶しながら話したら、尽きないでしょうね~。(笑)

2008/03/25(火) 15:07:44 | じゃじゃまま │ URL | [編集]

いらっしゃい、いらっしゃい♪
映画やテレビドラマを見るときは「そういうことにする」という、観客としての心構えも、非常に大事なんだと、以前中島らも氏のエッセイで読んだことあります。
萬屋錦之助が太ってしまって、顔に濃いシャドーを入れていれば、それは「痩せているんだ」と思い込んで、ドラマを見なければならない、太っているのは「見てみない振りをする」ということでした。
まぁそういうことですよね・・・(^^ゞ

「24」ね~。見たんですよ。最初のヤツだけ。
あまりにもツッコミどころが多いし、娘が好きじゃなかったし、
続きは見てないですね。
疲れそうなんですもん。
あ、ちなみに感想がブログにも書いてありました。
よかったら見てみて下さい。
けちょんけちょんに書いてあったわ(^^ゞ
「また見てみよう」とか書いてあるけどウソでした。おほほ。
http://anonet.blog21.fc2.com/blog-entry-156.html

うんうん、一緒に映画に行ったり感想を語り合ったり、してみたいですね~♪
たとえネットの上でも、こんなに親しくお話していただいてて、本当に嬉しく思ってます。
今後とも、よろしくね♪

2008/03/27(木) 22:32:41 | short │ URL | [編集]

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