コフィン・ダンサー/ジェフリー ディーヴァー

4163195807コフィン・ダンサー
ジェフリー ディーヴァー Jeffery Deaver 池田 真紀子
文藝春秋 2000-10

by G-Tools

ライム・シリーズの2作目です。
今回は、コフィンダンサーと言う異名を持つ殺し屋が登場。実はそいつは、かつてライムの部下を殺した事のある因縁の相手。そしてものすごく周到で、誰もその正体を知るものはないどころか、指紋の一つさえも残したことがない。
そのコフィンダンサーが狙うのはある民間航空機の未亡人(夫は既に殺されてしまった)とその仕事上のパートナー。ライムは彼らを守り抜く事ができるのか??

この本では、今回、コフィンダンサーという殺し屋とライムの頭脳戦がスリリングに描かれていて、気を抜けない。(これは前に読んだのもそうですが)ライムが殺し屋の裏をかけば、また殺し屋もライムの裏をかこうとする、と言うように、どちらの頭の中もどうなってるんだろうと思うほど賢いです。
そして、アメリアとライムの気持ち。これがくっつきそうでくっつかなかったりという、読者をジリジリとじらすもので、その部分も目が離せない。
殺し屋に狙われているパーシーとの三角関係にも似た感じが、かなり面白いです。またこのパーシーが最初はすごく傲慢でワガママで嫌な女!と思っていたんだけど、段々と好感が持ててしまう辺りの人物描写もうまい!面白かったです。

しかし、ライムシリーズにどんでん返しはつき物のようですが、今回はちょっとやり過ぎって言う感じも。「えーそりゃないよ」と思ってしまいました。それじゃぁあの時のあれはなんだったの、みたいな。たとえばケータイのところなんか・・。突っ込みたくなってしまうんですよね。突っ込んだところできっと、完璧に跳ね返されてしまうんだろうけど。そこまではすっごく面白かったのに、ちょっと白けてしまったのが残念。でも、面白い事は確かです。
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