死のロング・ウォーク/S・キング

4594004539バックマン・ブックス〈4〉死のロングウォーク
沼尻 素子 リチャード・バックマン スティーヴン キング
扶桑社 1989-07

by G-Tools


キングの初期の作品のようです。
なんとも暗澹たるロードムービーのような、いや、小説だからロード・ノヴェルとでも言うのでしょうか。
近未来、アメリカでは「ロング・ウォーク」というゲームが開催され、全米中を期待と興奮の坩堝に落とします。
100人の少年を無差別に集め、ルールに従って銃殺してゆく、最後の一人になるまで逸れは続けられる、歩いている間は眠る事はおろか、立ち止まる事もできず、速度が落ちただけでも警告を与えられ、警告が1時間に3回発せられたら4回目には…。
なんとも残酷でショッキングな内容です。読んでいるうちに段々と辛くなってくると同時に、目が離せない物語。
結末は予想が付くのですが、予想が裏切られる事を切望して読んでしまった。甘かった。。。

見知らぬ100人の少年たちがロング・ウォークを通じて友情を育み、極限の中でも相手を思う気持ち、あるいは思い出話の中にある少年たちの思春期など、キングらしい爽やかな部分もありますが、いかんせんあまりにも残酷な設定。
キングの好きな人にしかすすめられないかも。
「バトル・ロワイヤル」はこの小説を元にして作られたに違いないですね。
スポンサーサイト
14:59 : [本・タイトル]さ行トラックバック(0)  コメント(0)

コメントの投稿











 管理者にだけ表示を許可

トラックバック

この記事のトラックバックURL