2008'01.16
![]() | ラストキング・オブ・スコットランド フォレスト・ウィテカー ケヴィン・マクドナルド 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2007-10-05 by G-Tools |
先日見た映画(レンタルで)は「フランドル」と「消えた天使」ニ作品がはずれだったのと、ネット上の評価があんまり高くなかったのであんまり期待しないで見たのが良かったと思うけど、そこそこ楽しめた作品。
主人公はスコットランドの青年医師。彼は「自分探し」のために安易な気持ちでウガンダの僻村に働きに行きます。そこでひょんなことから大統領に着任したばかりのアミンに気に入られ、主治医になることに。やがては側近としてかなり美味しい思いをするようになります。
しかし、アミン大統領は主人公青年医師の計り知れない「ばけもの」だったのです・・・。
++++++
主人公の青年医師、「ナルニア」の「タムナスさん」でした!
で、この人が全然「いい奴」じゃないのです。
赴任地を探す時にからしていい加減、なんのポリシーも高邁な精神などもなく、なんとなくウガンダにやってくる。それは彼の「女にだらしない」と言う部分からも、嫌悪感をかもし出します。
彼がアミンに魅せられてしまい、周囲の実情も見ようとせずに、いつの間にか「アミンの白いサル」と呼ばれるほどにアミンの側近としてのし上がってしまいます。
でも、本人はそんなことを望んではいないんですよね。ただ、流されやすい人だっただけ、ただ現実をしっかり見ようとしなかった、見る必要を感じなかった。
彼が自分でも気付かないうちにそんな存在になって行く過程に、共感はなくても魅入ってしまいました。
アミン大統領と言う人がどんな人物だったかというのは、この映画ではそれほど描かれてないと思う。もっと残酷な部分があっただろうし、それを映画なんだから映像として見せてもらいたかった。
最後はヘタなサスペンスになってしまっているのですが、ワタシとしてはそれはそれでオッケー。楽しめました。
でも、あの ネタバレ→「主人公を救った地元医師が殺されてしまい、あの主人公が助かるのはなんとも後味の悪い展開」。
アフリカンサスペンスとしては、描きたかった事が曖昧すぎたと思うけどそこそこ楽しめた作品。
★★★☆





確かに後味の悪いラストだったよね。
殺されて当然の青年医者を助けたばかりに
彼を救った地元の医者が殺されるなんてね。
ニコラスが本当にアミンの真実を公表したのか?気になるところだけど。
志を忘れて、大統領の甘い汁を吸って、大統領の妻と関係をもったらどうなるかわからず、大統領の正体に気づいたら逃げ出そうとして。ただの甘ったれの奴だよね。その点、アミンを演じたフォレストさんは迫力があったな〜。大統領に上りつめたばかりに誰も信じなくなって、信じていた妻、ニコラスにも裏切られてしまう。哀れに感じたよ。ただ、オスカー受賞となると、レオくんでもよかったのでは?と思ったけどね。
原作はどうなっているか、いずれ読んでみたいと思ってます。
2008/01/26(土) 16:43:10 | ラム │ URL | [編集]