ウナギ―地球環境を語る魚 /井田 徹治

4004310903ウナギ―地球環境を語る魚 (岩波新書 新赤版 1090)
井田 徹治
岩波書店 2007-08

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先日、こんなニュースを新聞で読みました。
シラスウナギの輸出禁止 台湾が決定へ
これより、少し前タイムリーにも読んだ本のご紹介をチラリと。
本書の内容は・・・

世界中のウナギの実に70%を日本人が食い尽くしていること、そのせいで日本ウナギはおろかヨーロッパウナギももっと他のウナギたちも、絶滅危惧種になる勢いだそうです。
だいたい、日本ウナギの天然物は激減しているのに、ウナギの値段は下がってて、今やいつでもどこでも食べられる食材でしょう?
そのからくりを丁寧に紐解いたレポートです。

ウナギの生態系はまだまだ謎に包まれており、ソクラテスのころはミミズがウナギになると考えられていたらしく、しかし、きちんと卵から孵化させるのに成功したのはごくごく近年、それも成功率がとっても低くまだまだ商用には使えないそうです。
日本のウナギはどこで生まれるかと言うと、グアムの近くの海だそうです。そこで柳の葉っぱのような形になり(レプトセファルスという、体長わずか5センチほど)そこからはるか2000キロの海を、まず北赤道海流と言う海流に身を任せ(泳げない)フィリピン東で黒潮に乗り換え、日本にたどり着くのです。
このレセなんとかっていうウナギの幼少の姿は、ウナギにはとても見えなくて、そりゃソクラテスが言うとおりミミズのほうがずっとウナギみたいです。
はるばる2000キロを海流を利用して日本までやってくるウナギもすごいのだけど、この小さなはっぱのような漂う生物をウナギの子ども、と見つけた学者たちもすごい。科学者の執念と言うか探究心にはひたすら頭が下がります。
本の中には色々もっと驚く事もかかれてますけど、ところがですねぇ最後の方は「いったい、わたしはなぜこの本を読んでいるのだろう?ウナギに対してそんなに大した思い入れもないのに・・・」という疑問が沸いてきて、一応最後まで読みはしましたが、最後の方はちょっと流し読み。。。これから急速に読書熱が冷めていってしまったのです。なので、いま、またしても超読書スランプ。
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11:35 : [本・タイトル]あ行トラックバック(0)  コメント(0)

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