ぱちもん/山本甲士

4094080422ぱちもん
山本甲士
小学館 2005-07-06

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面白かったです~!
毒気の強い荻原さん?毒の弱い新堂冬樹?それよりも、やっぱ、関西弁の巻き舌を描かせたら右に出るものがいないのではないかと思われるほどのド迫力は、山本さんの持ち味ですよね!!
ぱちもんって、関西弁で「偽者」のことなのね。
この本は、偽者と言うよりも、怪しげで胡散臭ーーい探偵たちの連作短編集です。
ここに出てくる探偵たちはたいてい、客から「ぼる」ことばっかり考えてる。それで、「なるほど、探偵ってこうやって儲けるのか」とか「こうして騙されないようにしなくては!」と、社会勉強ができる(笑)
一番最初に出てきた探偵が、客を騙す手口なんてとっても鮮やかで恐れ入ってしまうのだ。
しかし!こんな探偵がのうのうと騙すだけで話が終ってよいはずはない!
もちろん、きっちり落とし前は…。そこまでが「どうなるの?」と、目が離せない。
さくさく読めて、思ったよりも毒気がなくて、中にはちょっぴりさわやかなお話もあったり、悪いことをしてるように見えてもちゃんと理由があったり、なんか人間を肯定的に捕らえてて読後感も割と良かった。
好みで言えば、めっちゃ好みの短編集でした!
あさみさんにお借りしました。ありがとうございました!
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