赤い指/東野 圭吾

4062135264赤い指
東野 圭吾
講談社 2006-07-25

by G-Tools



妻に頭が上がらない、言いたいことも言えないだけじゃない、自分の親を大事にすることすら禁じられてしまう主人公。それでも、まだ妻には文句も言わない。その家の息子がまたバカ息子で(この親にしてこの子あり…みたいな?)とんでもないことをしでかした!!さあ!親としてはどうする??

冒頭からともかく、この男のダメっぷりにイライラしながら読んだ。イライラしつつも次のページが気になって仕方がないのは東野さんの上手さか。読めば読むほどに、この男のダメダメ度が上がっていく。
妻も相当なもんで、ともかく自己中!小説と分かっていても、その身勝手な発想にはあきれて絶句してしまった。いや、叫びました。何度も。心の中で。「なんですとーーーー???!!!」と。
東野さんが描くミステリーとしては、なんだかな~~~って感じだった。ラストも読めましたね、さすがのわたしも。
しかし、いつもながらほんとに好感の持てる登場人物が少ない。それなのに物語は面白い。これは東野さんの魅力としかいえないですね。

加賀刑事の従兄弟を通して、加賀親子の顛末を見せる手法はグッと来た。最後に「本当のこと」が分かる時、一番よかったなぁ。本編の内容とは別モノなのだけど、練りこみ方が上手いと思いました。

短編を引き伸ばしたみたいだけど、だからかな…軽く一気読み。面白かった!
スポンサーサイト
11:22 : [本・タイトル]あ行トラックバック(0)  コメント(8)
こんにちは・・・
私も早く読みたい1冊です。

でも・・加賀刑事が気になって、彼の足跡を追って過去(?)の作品を読んでいるところです。
なのに・・「手紙」が邪魔をしてます。
金曜日に映画「手紙」の試写に行くの・・楽しみです。
しかし・・・
ほんとしょ~とさんは色んなジャンルの本を読まれるんですね・・
私は一人の作者にのめり込むタイプみたい。
東野圭吾から・・抜け出さなくては、とおもうのですがね・・・


「心にナイフをしのばせて」も気になる本ですが・・怖くて読めそうにありません。

2006/10/11(水) 16:06:43 | tochi │ URL | [編集]

tochiさん、いらっしゃいませ♪コメントありがとうございます^^
東野圭吾さんは面白いですからね♪わたしも、一時期はどっぷりはまりまして、東野さんを読み漁りましたよ!
「手紙」も読みました。あんまり覚えてないというふとどきモノですが…^^;
試写会…いいなぁ♪どうぞ楽しんできてくださいね!わたしも、試写会に申し込んでるんだけど、さーっぱり当たりません。とほほ。
加賀刑事、何作か読んだのですが、それも覚えてなくって...。
ああ、ほんと、ふとどきモノです~。
ちなみに、わたしが一番好きな東野作品は「幻夜」「容疑者X」と「あの頃ぼくらはアホでした」です♪

「心にナイフ」機会がありましたらぜひとも!!衝撃です…。

2006/10/12(木) 10:07:01 | short │ URL | [編集]

こんばんは。
チャットでは入れ替わりで抜けてしまった申し訳ありません。
楽しかったんだろうなーと思い、残念です。

さてこの作品、わたしも良かったです。救いようのないダメ男と、ダメ女、ダメ息子。そんな腹立たしい中で、最後の加賀の親子関係を知ったとき希望が見えるんですよね。うまい、うまい。
東野さんは本当にうまいと思いました。

2006/10/15(日) 21:04:46 | よし │ URL | [編集]

>よしさん、こんばんは♪
チャットではどうもお世話になりました。また次もよろしくお願いしますね♪
「赤い指」面白かったですね。イライラしながらも一気読み。ほんと東野さんは上手いです。
そっか、加賀刑事の話で希望を見せてくれたんですね。だから読後感が決して悪いものじゃなかったのですね。納得しました♪

2006/10/15(日) 22:17:01 | short │ URL | [編集]

こんにちは!
犯人の家族のバかさかげんに、いらいらしながら読んでいくのも、東野さんの思い通りなのかもしれませんね。
仕掛けは読めてしまっても、それでも、おもしろい。さすがだと思います。

2006/10/16(月) 21:13:35 | 花 │ URL | [編集]

花さん こんにちは♪
ほんとうにイライラしましたね~!でも、読んじゃうのが東野さんの魅力でしょう。
だいたい、いっつも魅力的な登場人物が少ないのです。でも読んじゃう。不思議…。
はい、東野さんの思惑通りにやられっぱなしですよん(笑)

2006/10/17(火) 14:22:37 | short │ URL | [編集]

ねーさん、「赤い指」読了したんだね。
私的「Xの献身」よりこっちが好きかな。「赤い指」は感情移入できたけど、「X」はできなかったから。そうそう、好感もてるキャラはいないだよね。でも、読んでいるうちに感情移入してしまうだよね。私も東野マジックだと思うよ。

あの子供の犯罪を隠蔽しようと、自分の母に罪をかぶらせようとする夫婦。家族に幻滅を感じボケふりをしている老母。ラストはほろりとしたよ。今の家族の問題をリアルに描いていたなあと思う。

2006/10/19(木) 17:33:52 | ラム │ URL | [編集]

らむりーん♪こっちもコメントありがとうね♪
東野さんの登場人物って、イライラするようなヤツが多いよね!容疑者Xなんかも、誰も好きな人が登場しない。「殺人の門」もいらいらさせられたねぇ。それでも読んじゃうのは、おっしゃるとおり東野マジックだよね♪
次はどんな物語を見せてくれるのか、楽しみ♪「オール讀物」でのガリレオシリーズ、まぁまぁだったけど、湯川博士はもう絶対に捜査に協力しないつもりだったようで、今回は復帰記念みたいだよ。またシリーズが読めるのも楽しみだね♪

2006/10/20(金) 11:26:07 | short │ URL | [編集]

コメントの投稿











 管理者にだけ表示を許可

トラックバック

この記事のトラックバックURL