2006'10.01
![]() | がばいばあちゃんの幸せのトランク 島田 洋七 徳間書店 2006-01 by G-Tools |
結婚はね、ひとつのトランクをふたりで引っ張っていくようなもの。その中に、幸せとか、苦労とか、いっぱい入ってるの。絶対、最後までふたりで運ばんといかんよ。ひとりが手を離したら、重くて運ばれん。
がばいばあちゃんのシリーズ、第3弾です!!
やっぱり泣けた〜。
今度は、昭広少年が大人になり、挫折を味わいながらもりっちゃんという生涯の伴侶を得て、漫才師B&Bとして成功し、やはり挫折したりを繰り返して現在にいたるまでを描いてある。
がばいばあちゃんの登場シーンはそうは多くないんだけど、その存在感は健在で、要所要所で洋七氏に与えるがばいばあちゃんならではの助言が、なんともあたたかく胸をついてきてじわーんと、ほろほろっと泣けてしまうのだ。
「昭広、わたしに謝ることはない、自分で決めたのだから頑張れ」と、どんなときでも絶対に昭広を否定せず、全面的に受け入れて応援したり。
泣かされただけではなく、さすがに一世を風靡した漫才師だけあって、洋七氏の文章に笑わされもした。
洋七氏と律子夫人がはじめて上京した時の話…初めての都会にちょっとしたパニックになる様子や、東京で自分たちの方言が通じないと思い込んで四苦八苦する様子など、おかしくておかしくて!
また、吉本の門をたたきその世界に入ってからのくだりでは、師匠の島田洋之助に弟子入りして、間寛平ちゃんと仲良くなり、ビートたけしと遊びまわりと、芸人さんたちのビッグネームがバンバン出てきて楽しい。
まさに無一文からスターダムにのし上がるサクセスストーリー的なワクワク感と、その後の暗転、そしてそこからまた自分らしさを取り戻すまでが、時にはスピーディに時にはしみじみと綴られている。
個人的には、途中で登場するがばいばあちゃんの手紙に一番泣けたかな。
この手紙だけでも、(ってことは決してないのだけど)一読の価値あり。
オススメです!
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佐賀のがばいばあちゃん
がばいばあちゃんの笑顔で生きんしゃい!
映画:佐賀のがばいばあちゃん
漫画:佐賀のがばいばあちゃん





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