ホテル・ルワンダ

B000FOTK6Qホテル・ルワンダ プレミアム・エディション
テリー・ジョージ ケア・ピアソン ドン・チードル
ジェネオン エンタテインメント 2006-08-25

by G-Tools


1994年のルワンダの大量虐殺の中で、マジョリティー(と、映画の中でもフツ族は自分たちを呼んでいました)のフツ族のポールがマイノリティーであり「ゴキブリ」と言われたツチ族の人々を、自分が支配人を勤めるホテルにかくまい、命を救う物語。実話だそうです。

ルワンダの大虐殺のことは、こちらのサイトにも詳しいのでご参考までに。
http://c-cross.cside2.com/html/bp0ri001.htm

もう10年以上も前なんですね。
イマイチ背景が分からないままにそのうち、ニュースでも見かけなくなったルワンダの虐殺。驚くのは「ナタで人を殺しまくる」というのが…。なんでこんなにも残酷になれるんだろう?怖いけど不思議でもある。きっと「殺さなければ殺される」と言う恐怖感が根底にあるのかもしれないけど。
累々と続く死体の山もおそろしいけど、ナタを持った人々がぞろぞろと大挙して押し寄せるシーンも怖い。群集心理というのか、特権意識というのか。↑のサイトにも書かれているけど「比率からすればホロコーストにおけるユダヤ人の犠牲者のほぼ三倍になり、 広島、長崎の原爆投下以来、最も効率的な大量虐殺だった。」とのこと。毒ガスを使うでもなく原爆を使うでもなくナタで(ナタだけではないだろうけど)ひたすらローテクな殺人でこの殺害者数は驚くばかりでは…。
国連も非力…というか、じれったい。「ノーマンズランド」のときも思ったけど。その中で老体に鞭打つように人民のために奔走したニック・ノルティ演じる大佐が印象的。
もちろん主人公のポールも。最初は明確なヒューマニズムはなかったようですが、巻き込まれて仕方なく…みたいな。奥さんがツチ族だからと言うのもあったけど、それにしてもあれだけの事をするのは並大抵ではない。家族とはなれてでも、と言う悲壮なまでの決意には頭が下がる。それに対して奥さんが怒る場面「わたしを見捨てたわね」って言うのは、日本人の美学とはちょっと違うような気がするけど…。怖い目をした後だけにパニックになる気持ちもわかる。と言うように奇麗事だけじゃないリアリティがあったと思う。
あと赤十字の女性も見てて「なぜ逃げない?」と思ったけど、公的機関の人たちよりもずっと民間や一般の人たちのほうが真剣にちからになろうとするのが、象徴的な気がしましたね。

最後のシーンがちょっとわからないんだけど、あの「大勢の子どもたちも一緒にバスに乗って海外へ行ったの?」でしょうか?

★★★★☆
スポンサーサイト
17:40 : [映画タイトル]は行トラックバック(0)  コメント(2)
あぁ、わたしもコレ観たいの。上映劇場が少なくて、おまけに遠かったから観にいけなかったんだよね。
ナタを持った人がぞろぞろ…か。一種のヒステリーとはいえ、人間がそういうことをしてしまえる…というのが怖いよね。

2006/09/09(土) 21:14:14 | moco │ URL | [編集]

mocoちゃーん♪
こんなにも重いテーマの映画にこんなちんけな感想でスンマソン!!って感じ。
もっとこの映画のよさをアピールできればよかったんだけどね。
でも、mocoちゃんは見る気マンマンのようだから、ぜひとも見てみて!いやいや、人間って怖いね。
あ、ミュンヘンもリリースになったからこれも見ないとね!!また語り合いましょう♪

2006/09/10(日) 13:05:15 | short │ URL | [編集]

コメントの投稿











 管理者にだけ表示を許可

トラックバック

この記事のトラックバックURL