佐賀のがばいばあちゃん

saga


原作 : 島田洋七
監督 : 倉内均
脚本 : 山元清多 、島田洋七
音楽 : 坂田晃一
出演 : 吉行和子 、浅田美代子 、鈴木祐真 、池田晃信 、池田壮磨

解説: 漫才ブームの火付け役として一時代を築いたB&Bの島田洋七が、少年時代に佐賀の祖母の家へ預けられた体験を基に書き下ろした同名自伝小説を映画化した感動作。どんな極貧生活にあっても持ち前の人生哲学でポジティブに乗り越えるばあちゃんを、ベテラン女優の吉行和子が人間味たっぷりに熱演する。あふれる愛情と明るくたくましい生き様で、人生の指針を指し示すばあちゃんのパワフルな姿に元気をもらえる。
(シネマトゥデイ)



読まねば…
読まねば…!!
と思ってるうちに人気が上がって、図書館の予約が14件とか15件に。映画も気が付けば4日まで上映って言うので、子供を連れて隣の市まで見に行く。
大きなシネコンが横にあって、通りを一本隔てた古い昔ながらの映画館。すり鉢も浅く、もちろん座席もぼろい。
でも、そんな映画館にぴったりの映画でした。

昭和30年ごろ、生活が苦しく子どもを育てられない母親が、広島から佐賀の母親の元に次男の明広を預けます。甘えん坊の明広は泣くばかり。行きの汽車でも泣き、おばあちゃんの家についても泣き…。幼い子どもが母を恋い寂しがってなく姿に何も感じていられるわけがなく、冒頭からウルウルっと。
おばあちゃんは優しさのかけらも見せずにいきなり「明日から飯炊きはおまえの仕事」と言いつける。
最初は泣いてばかりの明広も、おばあちゃんの「明るい貧乏生活」に触れて段々と心を開いていくのだった。

しかし、おばあちゃんのいる佐賀って、とっても綺麗な町なんです。そこここに川があって各家庭も用水をはさんで小屋があったりするんでしょうか。
実はうちの母親の実家、祖母の家もこんなに大きな用水じゃないけど、小さな用水があり、そこに何かを洗いに行ったりしていたので、懐かしい気持ちもしました。さすがにガスはあったけどコンクリートの流し台、井戸からくみ上げる水(夏は冷たい)、そして焚き付けに使うあのマッチ!!もも印の大きいマッチ箱です!懐かしかった(笑)。

おばあちゃんと仲良く暮らしながらもやっぱりどれだけ大きくなっても母親のいる広島に帰りたがる明広がとっても健気でいじらしく、そこかしこにじわ~んとする場面がわんさかありましたが、もちろん笑いも満載。クスクス笑いながら涙があふれてくるような、優しい気持ちになれる映画です。
特にもう、マラソンの場面からは涙が止まらず…。
館内は、(結構人が入ってましたよ)すすり泣きの嵐(笑)
うちの子どもたちもふたりとも泣いてました。目が真っ赤になるぐらい。

配役もよかった。吉行和子適役でしたね!!娘たちが「うちのおばあちゃんに似てたね!」と(笑)。よけいに盛り上がったりしてね(笑)。
吉本のメンバーがちょこちょこ顔を見せていたり、製作協力のエンドロールにたーくさん名前が出ていたりで、心がほっこりと温もる感じがしました。

これ、わたしは韓国映画の「おばあちゃんの家」を思い出した。
「おばあちゃんの家」も同じように生活苦の母親が田舎の貧乏の母親に子どもを押し付けるところから始まるのだけど、あっちはおばあちゃんが明るいと言うよりはひたすら優しく(口が利けないのでコミュニケーションが難しいの)泣いたって言えば「おばあちゃんの家」に軍配。
でも、あの映画で子どもの態度があまりにわがままで癇に障ったという方には「がばいばあちゃん」のほうがオススメですね。
子どもが優しいもん。
今回は子どもの優しさにも胸キュンでした。

なので「おばあちゃんの家」と重ねてオススメ!!


★★★★


B0001FAH6Gおばあちゃんの家
イ・ジョンヒャン キム・ウルブン ユ・スンホ
ビデオメーカー 2004-03-26

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17:27 : [映画タイトル]さ行トラックバック(2)  コメント(6)
shortさん、こんばんは~♪
佐賀のがばいばあちゃん!!
大好きな本のひとつです。

なんべん読んでも笑えて泣けて・・・。本当の子育ての原点を教わった気がしました。
あのばあちゃんがいたから今の洋七さんがいる・・。本もとっても心がほっこりとしています。

映画は見過ごしてしまいました。
shortさんの感想を読んで、つくづく見ておくべきだったと・・・。
DVDになったらぜひ見てみたいと思っています♪

2006/08/04(金) 20:31:38 | caho │ URL | [編集]

cahoさん、こんばんは♪
本を読まれているのですね。やはり本も良いのですねぇ~。わたしも読むぞ~!!
映画は市内のシネコンでやってなかったので、全然見るつもりもなかったんですけど、ネっともさんたちに啓蒙されまして(笑)
結果的には良かったんです。それが♪
映画の終わりはちょっと寂しかったんだけど、原作も同じ終り方なのかなぁ。
寂しいけども、なんだか明るい終り方ではありました。
cahoさんも、DVD出たらご覧になってくださいね~♪

2006/08/05(土) 00:08:12 | short │ URL | [編集]

桃のマッチ! お~懐かしい。覚えていますよ。
やっぱり、泣けるのねー。
本の方は文章がそこまで上手な人ではないから
号泣ってわけにはいかないけれど、それでも
ホロリとするものがありました。
映画の構成よさそうですね。
キャストもいいですよね。
映画館の方は見逃したのでDVDが出たら絶対
観たいと思っています。
マラソン。。。泣ける、泣ける。 あそこは泣けると思う。。。

明るくて優しい映画っていいですよね。

韓国映画「おばあちゃんの家」も観てみたいです。

2006/08/08(火) 16:55:50 | メグ♪ │ URL | [編集]

わーい♪メグさんもモモのマッチ覚えてるのね~。仲間ですね!グルグル脱水洗濯機に続いて!(笑)

これ、泣けました。
原作はそれほど泣けないの?ちょっと意外です。

子どもはもっとわがままでムカツクかも知れないけど、よかったら「おばあちゃんの家」見てね。
寂しいからこそのわがままと思ったので、わたしはそれすら涙の元になりましたよー。

2006/08/10(木) 20:57:19 | short │ URL | [編集]

おじゃまいたします。
「桃のマッチ」ですか!?ディティールにもしっかり目が行きましたね、さすがです。
私は、橋を渡った家の壁にあった「おたふくわた」の看板が懐かしかったです。
原作を読んだ上の子は、夏休みの読書感想文のネタにするようです。映画も観たし、原作も難しい文章が無く、分量も多くないので、感想文には持って来い!かも?(苦笑)

2006/08/16(水) 12:35:16 | TEDDY │ URL | [編集]

teddyさん、いらっしゃいませ~♪
おたふくわた、わたしも確かに見つけましたが
自分の記憶はくすぐられず…なんだか
懐かしそうな看板だなぁと言う程度でしたけど
今調べたら元は博多の会社のようで
九州の人には懐かしいのかもしれませんね
うちらも、ひょっとしてあったのかもしれないけど…。
モモのマッチは激しく記憶をゆすぶられました。今まで忘れていたのが不思議なくらいに。
感想文…苦労しますよねぇ。
いい作品を読んでもそのあとに感想文があると思うとげんなりしますもん。
でも自分から「これで書くぞ!」と思えるような作品があるのは幸せです。
いい感想文が書けるといいですね♪

2006/08/16(水) 19:54:15 | short │ URL | [編集]

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2006/08/07(月) 00:23:35 | SAKEL

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2006/09/12(火) 15:03:06 | DVDジャンル別リアルタイム価格情報