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【本】我が心の底の光/貫井徳郎


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幼いころに強烈なネグレクトを受け、そのことがきっかけで、「人殺しの息子」となってしまった晄。
過去を背負い、成長してゆく過程は孤独そのもの。
そんな晄が大人になっていく間、いろいろ闇の仕事をしていく。
はたしてその行く先にはなにがあるのか。



ネグレクトを受けている当時の思い出を主人公目線で描いてあるけれど、それが幼児の記憶とは思えない描写で、リアリティに欠けた。たしかに昨今ニュースになる虐待のなかには、この物語と通じるものがあり、フィクションとは言いきれないのはわかるけれど、あまりにも感情や言葉が大人っぽいので違和感がぬぐえない。
それから、最後に晄の本当の気持ちがわかるのだけど、そこに行きつくまでにあまりに脈絡がなく、掴みどころがないような感じがして、物語がぶつ切りの印象を受けた。
たしかに最後まで読むと納得できるのだけど、それにしても、物語のための物語すぎて、なじめなかった。
Amazonでの評価が高かったので読んだけれど、残念だった。









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