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【映】アイ‘ム ホーム 覗く男

Wakefield / [DVD] [Import]

『アイ'ム ホーム 覗く男』と言う映画を見ました。
すごく面白い!というわけではなく、途中眠気に襲われる時間帯も多々あり、例によって巻き戻し、また寝てしまってまた巻き戻しを繰り返しながらも、ラストはどうなるのだろうということのみ気になって最後まで鑑賞。

主人公の男は弁護士で、帰宅途中に電車が停電してしまい、帰りが遅くなったそのまま恣意的に失踪してしまう。
妻とは最近喧嘩が絶えず、家に帰りづらくなったということもあったけれど、ちょうど家のガレージの屋根裏部屋に潜伏可能な空間があり、そこから家の中の妻たちの様子が見られることから、突発的にそこに身を隠す決意をしてしまうんです。

雨露はしのげるとはいえ、冷暖房はおろか、トイレやシャワーも台所もなく、とても正気の沙汰とは思えない行為です。
ほんの一晩、二晩の話なら分かるけれど、この男は何か月もこの生活を続けるのです。

一人きりの生活は、最初こそ自分を冷遇していた(と感じていた)家族への恨みを募らせ、自分が失踪したことで心配する家族の姿に溜飲を下げたりしているんだけど、次第に家族のぬくもりや、人とのつながりの大切さに気付いていくというストーリー。
そのなかで、過去に自分がどうやって妻と結婚したかという思い出も語られる。この男はいま、しでかしている「失踪」もとんでもないことだけども、過去にもけっこうやらかしている。観ていてとても共感はできない。

はずなんだけど、私個人的には、家族や今の環境をすべて捨ててぜんぜん違う自分になりたい、という憧れはわからなくもなくて、ほんの少し…いや、けっこう、共感できる部分もあることはあるのでした(^^;

逆に、自分が妻の立場なら?
こんなことをする夫を許せるだろうか?
もうぜったい、100%いや、200%許せない…というか、許さないと思う。

やむを得ず、どこか遠くで暮らしていたとか、よくドラマで起きる(でも現実にはあんまり見たことがない)記憶喪失とか。
大人はあんまりないと思うけど、誰かにかどわかされたとか?
それとも、会社の金を使い込んでしまって逃げ回っているとか、まだそのほうが理解できると思うなぁ。

自宅のガレージにいて、いつもいつも自分たちを見ていたなんて!!
自分たちが数か月間、どんな思いをしたことか!!
時間を返せ、心配した気持ちを返せ!と、考えただけでも腹がたちます(^^;

この男はいったい自宅に帰るのか?
帰らないのか?
家族はどうなるのか??

この映画の監督・脚本はロビン・スウィコードってひとで、このひとは「ジェイン・オースティンの読書会」の脚本監督も手掛けてて、そのほかにも「SAYURI」とか「プラクティカルマジック」の脚本を書いたりしているとな。
ウィノナライダーの「若草物語」も…懐かしいなぁ。クレアデインズとかキルスティンダンストとか、クリスチャン・ベイルとか出てたなんて。クリスチャンベイルは当然ローリーだよね。見たはずなのになんも覚えてないなぁ(^^;


以下ネタバレで結末を


近所にダウン症と知的障害の姉弟が住んでいて、男はこの姉弟に助けられたり、家族のぬくもりを再認識させてもらい、家族への愛情を取り戻し、家に帰る決意をします。
なんと、映画の結末はここまで。
「アイムホーム」と、家の中に入り家族に言うのです。
そのとき、妻と娘たちはどんな表情で、どんな風に男を迎えたのか?
それは語られないまま、映画は終わります。
男が「アイムホーム」と言ったとき、この映画のタイトルとしてなるほどと得心した。なかなか良い邦題ではないでしょうか。


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13:18 : [映画タイトル]あ行トラックバック(0)  コメント(0)

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