【映】ぼくとアールと彼女のさよなら

ぼくとアールと彼女のさよなら(特別編) [DVD]
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なんとなし、偶然見た映画。(テレビで)
何の情報もなくて、もちろん映画の存在も知らず。キャストも知らないひとばかり。

案外おもしろくて、見続けて、結局最後まで楽しんで見てしまった。

主人公のグレッグはとても臆病で、傷つくことがいや。
だからありとあらゆることにバリアを張り巡らせている。
唯一の友達アールといっしょに映画を撮るのが趣味。
アールのことも「友達」とは言わず、映画の「共同制作者」なんて呼んでいる。
とにかく、高校で目立たないようにいじめられないように生活している。
もともとは幼馴染の、でも今はぜんぜん交流のない女子のレイチェルが白血病になった。
親同士も知り合いだから、グレッグは母親に、レイチェルの見舞いに行くように言われる。
しぶしぶ見舞いにいくグレッグに、それを喜びはしないレイチェル。
だけど、いつしか二人の間に友情が育って行く。

最初は変なオタク少年としか見えないグレッグが、実は優しい少年だと分かってくる。
決してお涙ちょうだいの(たとえば「きっと星のせいじゃない」みたいなあからさまな闘病ものじゃない)
展開ではなく、キャラが立っているためにとてもおかしい、くすくす笑いがある。
面白いから、彼女はじつは治るのじゃないかと思ってしまいました。


ネタバレです。

プロムに行くときに、タキシードを着てコサージュをもって、リムジンに乗る。
誘ってくれた可愛い女子と一緒に行くのかと思ったら、グレッグはレイチェルが入院している病院に行くのです。
そしてレイチェルに(もうしゃべることもできなくなっている)コサージュを付けてあげて、いっしょに自分が作った映画を見る。
この映画は登場人物たちの表情をとらえているシーンなどでできていて、それがセンスが良くて泣ける。
その鑑賞中にレイチェルは人事不省に陥りそのまま亡くなってしまう。
グレッグは葬儀のあと、レイチェルの部屋に行きます。
そこはグレッグにとって何度も来た、慣れた部屋のはずだけど、主のいない部屋はまた、違う表情があり、自分が気付かなかったいろいろなことが目に入り・・・。
人も、目の前にいるときには気づかないことが、いなくなると分かることもある。
そこに気付いたグレッグは一つ大人になったということなのかな?

レイチェルが亡くなったことを悲しむグレッグが愛おしいです。
レイチェルは、自分のためにグレッグの進学がだめになったので、大学に事情を説明する手紙を送っていました。そんなレイチェルも愛おしい。ふたりが愛おしくて、そして悲しくて、泣けました。

それでもどこかさわやかさが残る。
すてきな青春映画。
「ウォールフラワー」や「プールサイドデイズ」と同じような後味があり、同じように好きな作品になった。
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22:11 : [映画タイトル]は行トラックバック(0)  コメント(0)

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