【映】手紙

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Dlifeで東野圭吾特集をやってて、「白夜行」と「手紙」を放送してました。
原作は好きだけど映画化したものってあんまり見てないなぁと思って、見てみました。
そう言えば、今まで何一つ、映画化したものはおろか、テレビのガリレオシリーズとかも見たことがないと言うことに気付いた、いまさらながら(^-^; 「あんまり見たことがない」じゃなくて「全然見たことがない」でした(^-^;

「白夜行」は原作を読んだのがはるか昔で、自分の読書記録によると1999年に読んだらしいです。
面白くて一気読みしたっけ。

はるか昔に読んだから、内容をしっかりと覚えてなくて(^-^;
でも、映画になったものを見てみたら、なんとなく思い出して、映画だけ見てたらちょっと分かりづらいんじゃないかと思うことも、乏しい記憶から呼び出して補完することができたような気がしました。
気がしただけで、本当はできてないかも知れないけど(^-^;なんせ内容をすぐに忘れるやつなので。

映画「白夜行」のほうは、感想としては「可もなく不可もなく」なのです。
原作があまりにも面白すぎて、映画のほうがイマイチに感じたのだと思いました。
堀北真希ちゃんも高良健吾くんも、まぁ良かったですけど。。。。印象に残らなかった。

しかし、「手紙」のほうがとても良かったのです。

「手紙」は、もちろん原作も読んでますが、「白夜行」ほど面白かった印象がない。
犯罪加害者の家族の物語なのですが、同じテーマなら、乃南アサさんの「風紋」「晩鐘」と言う一連の小説が、いわゆる「テッパン」でして、私の中では、さすがの東野さんもこれを超えられなかったなぁと思ったのです。ボリュームの点でも物足りなかったような?

映画化としては、ボリュームなんかもちょうどよかったのかな。
「白夜行」は映画にするには尺が足りなかったのかも。

ともかく、映画「手紙」感動しました。正直、原作よりも良かったように思います。原作を読んだのがこれまたかなりの前で、読書記録によると(笑)2003年。だいぶ、忘れてます(^-^;

桜が舞い散る中で、主人公の直貴が、刑務所から送られた兄の手紙を読むシーンから始まるんだけど、映像が綺麗だし、音楽も良かったし、冒頭から釣り込まれました。

原作のことも忘れてるけど、難を言えば、兄が犯罪を犯すに至る過程が、あんまりちゃんと描かれてなくて、ただ軽率であほな無鉄砲にしか見えなかったです。弟のことを思ってしでかしたことなんだけど、説得力がなかった。
これで感情移入できるだろうかと心配したけど、その後はすっと、物語に入っていけました。

兄を思いながらも、次第に疎んじてしまう直貴の心情が、とても良く伝わってきて、随所で泣かされました。
なんとか、直貴に幸せになってほしい。こっちはその一心です。
自分だったら、直貴を差別しないか?
怖がらないか?
直貴自体は怖くないと言いきれたとしても、だけど、直貴のもとに、いつか殺人者の兄が身を寄せるかもしれないと思いながらも、直貴と親しく出来るか?直貴の子どもと自分の子どもを仲良くさせられるか?殺人者の伯父が、いつか、わが子にも何らかの影響を与えるかもしれない、それを恐れないでいられるのか?
作中の、直貴の会社の社長が言うのです。
「差別はなくならない。その中で生きるしかないのだ」と。
これは、差別される側だけに投げられた言葉ではなくて、差別する側にも投げられた言葉なのではないかと思います。
人は差別しないではいられないのだと。

そんなことを思いながらも直貴が可哀想で、泣けてきて。泣きながら見てました。

全編「手紙」が効果的に使われています。
兄から弟への手紙
弟から兄への手紙
直貴を慕う、由美子が出した手紙
兄から被害者に宛てた手紙・・・

最後の場面で直貴が兄に自分の気持ちを伝えるシーンから、もう号泣で、「あの曲」が鳴って、それが挿入歌だと知らなかったから不意打ちを食らってしまい、またまた泣けた。

良い映画です。
東野作品の映像化でベスト!!決定!(これしか見たことないけど)






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