【本】私でない私/サンドラ・ブラウン

私でない私 (新潮文庫)
私でない私 (新潮文庫)サンドラ ブラウン Sandra Brown

新潮社 1994-03
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ひさーーーーーしぶりに本を読みましたよ、やれやれ(^-^;
読書管理ツールの「読書メーター」によれば(ここも、近頃まるきり覗いてない)今年は何と、なんとここまでたった8冊しか読んでないというのです。もう12月だというのに、ひとケタ???驚愕。。。

さて、記念すべき?今年8冊目になる読破本は、これもまた韓ドラ絡みで見つけた「私でない私」と言う本で、存在も知らなかったし、作家の名前すら知らなかったのです。
韓ドラの感想を見て回っていた時、どこのどなたが書かれていたかさっぱり覚えてないけれど、この本を紹介されていたのです。ふと思いついて手に入れて、読んでみたのでした。
そしたら、あらら、のっけから釣り込まれて一気読み。
文体も翻訳ものにしてはとっつきやすく、なんだかシドニー・シェルダンみたいに読みやすかったです。
ミステリーなのかと思って読んでたら、そのうちになんとなく「あれ?これってひょっとしてハーレクインロマンスか?」と、思えてきました。ハーレクイン小説って読んだことないんだけども(^-^;

主人公のエイブリーはTVレポーター。
凄惨な飛行機事故にあい、数少ない生き残りである彼女は、それは酷いけがを負います。
目覚めた彼女を取り囲む人たちは、口もきけず、身動きも一切できない包帯だらけの彼女に対して「キャロル」と呼びかけます。
事故の時、エイブリーはキャロルと座席を交換していたために、間違われてしまったのでした。
自分がキャロルではないことを伝えたくても、声が出ない、ペンも持てないエイブリーにはそのすべがありません。
かくして、エイブリーはそのままキャロルとして顔面の再生手術を受け、キャロルに生まれ変わってしまいます。
キャロルは、上院議員を目指して選挙活動中のテート・ラトレッジの妻でした。
エイブリーが事故直後、意識も朦朧としているときに、誰かがテートの暗殺計画を耳打ちしました。
それは、テートにとって家族か身近な誰かが、妻キャロルと結託してテートの命を奪おうとしているということでした。
それを知ったエイブリーは自分がキャロルに成りすますことで、事の真相を掴み、TVレポーターとしての業績を上げたいと考えます。
そのうえ自分の身を守り、そしてテートの命を守ろうとするのです。
入院中にテートと接触するうちに、エイブリーはテートに惹かれて行ったのでした。
ところが、キャロルと言う女性は、実にとんでもない女性だということが分かってきて、エイブリーは途方に暮れてしまいます。
いったい誰がテートの命を奪おうとしているのか、キャロルは一体どんな女性だったのか、エイブリーは自分の素性をテートに打ち明けられるのか・・・そしてテートの家族たちの人間模様。

韓ドラファンの人が話題にするのが分かるような設定と展開でした。
他人に成りすますということは、現実的に無理だと思うんですけどね。。。
この物語でも、エイブリーとキャロルは人物像が180度違うし、そうなると表現やしぐさも違うわけです。
なによりも、キャロルとなったエイブリーの前にキャロルの知り合いが出てきたら・・それが一番。エイブリーが入院中に把握した家族や近親者をなんとかごまかせたとしても、やっぱり騙せない人がいるわけだから・・・

などなど、真剣に考えたらやっぱり無理があるなと思ってしまいますが。
そこは物語の面白さに押されて、読んでる間はスルー出来ました。
ときどき「何でこの人たち気づかないのかな」とは思いましたが(^-^;

エイブリーがテートに惹かれ、でも、テートはキャロルを憎んでいるのです。
ごまんとある理由から。。徐々にその理由や、キャロルがどれだけ酷い女性だったかわかってくる。
エイブリーはテートが好きなのに、テートは自分をキャロルとして憎んでいる。
そして、自分がキャロルでないと知ってもまた、テートは自分を憎むであろう。
エイブリーは八方塞がりな状態で、テートの妻を演じています。
綱渡り状態の緊張感がスリリングです。
エイブリーの不屈の精神と言うかパワフルな性格がとても魅力的です。
だからテートは事故後のキャロルにだんだんと惹かれて行くのです。
自分で矛盾に思いつつ、気持ちを抑えられない。
このロマンス路線もまたスリリングでした。
上院議員候補としてのテートの生活には、いろんな人物が絡んでくるし、一体誰がテートの命を狙うのかと言うことも、おおいに気になりながら、ものすごく一気に読み上げてしまいました。
家族模様もうまく絡んで描かれていて、それぞれのキャラもたっていて読みごたえがありました。

誰が命を狙っているにしろ、どうしてさっさと殺さないのか。
身近な存在であるなら、そのチャンスはいくらでもあるはずだし・・と思っていたら、ラストに判明した犯人像には驚きました。予想外でしたので(^-^;
しかし伏線は張られていました。
なるほどね。。。

面白い本でした。ドラマ化したらいいのに(笑)
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14:03 : [本・タイトル]わ行トラックバック(0)  コメント(2)
なんと!久しぶりです^^
ねえさま、かつてのねえさまの読書量を知っているだけに12月にして年間8冊とは!私も驚愕です!
でもそんな時もあって良いのだよねえ~うんうん(*^_^*)あっという間に2014年も終わっちゃうなんて早いなぁ。寒いからねえさまも体調気をつけてハマりごとにハマってくださいな~(^◇^)また顔出しますっ!

2014/12/10(水) 10:11:06 | らぴ~♪ │ URL | [編集]

らぴ~♪
ほんとうにお久しぶりで・・・ご無沙汰してしまってごめんね(^◇^;
コメントありがとう💛

いやいや
以前の読書了ったって大したことは無かったんだけど・・・
それでもねえ・・年間たぶん8冊なんて、想像しなかったわ。

らぴ~は相変わらず読書順調そうね。
今年は年間読書量が凄いことになってるんじゃない?
トータルが出るのを楽しみにしているよ。
私の分も頑張ってね!

らぴ~の優しい後押しで、まだしばらくはハマりごとにまい進するね!
ありがとうね~~(●^o^●)
またぜひ覗いてね♪

2014/12/11(木) 00:23:01 | short │ URL | [編集]

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