【映】プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命

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松林を超えた場所・・・・松林の向こうの場所
タイトルの意味がよくわからないんだけど、要所で登場する松林がタイトルのポイントなのかな。
重苦しくて胸が締め付けられるような物語でした。
サブタイトルにあるように、宿命・・・というか、宿業と言うか・・・不思議で悲しい因縁の物語です。
意表を突かれるストーリー展開で、私はぜんぜん予想がつきませんでした。
ときどき度肝を抜かれる部分もあり、けっこう驚きの連続だった(^-^;
人間の良い面だけじゃなく、悪い面もたくさん描かれていて、展開としては私は「嫌な物語だなぁ」と思いながら見ていました。。。が、その割にラストに至っては後味が決して悪くないという不思議な物語。
あんまり書くとネタバレになるのでこの辺で。
ライアン・ゴズリングってカッコイイってことで人気があるようですが、私はちょっと苦手な俳優さん。
演じたキャラによると思うけど、この作品以外では「ドライブ」を見ましたが、どうも何を考えてるかわからないみたいな役柄だったし、非常に安直に、演じたキャラによって苦手意識が・・。今回は多分、メイクだと思うけど(そうであってほしい)イレズミだらけなんだもん。苦手なんだよねぇ。。。そういうキャラだったからなんだけども。
(余談だけど、トム・ハーディーもお顔は好きだけどあのタトゥーにドン引き・・)
ラブコメなんかに出てくれたら払拭できるかもしれません(^-^;
ブラッドリー・クーパーは明るいイケメンって感じで好きです。安直に(笑)
デイン・デハーンは、「リンカーン」でちらっとしか出てなかったけど鮮烈にイケメンだなぁと思ったので、今回じっくり見ることができてよかったです。私の中ではレオ君とジュード・ロウをミックスしたような感じなんだけど、いかがでしょうか。
あと、ヤツが出てた。レイ・リオッタ。相変わらずな感じ。気の毒なぐらいです(笑)
作品の評価は個人的には★★★☆です。




では、以下、ネタバレ感想です。




ルーク(ライアン・ゴズリング)は移動遊園地のバイクショー(球体の中でバイクを走らせるショー)で生活している流れ者。
しかし、かつての恋人が自分の子どもを産んでいたことを知ると、子どものためにショーの仕事を辞めて、子どもとその母親がいるこの街(スケネクタディ)に留まる。
そこで自動車修理工場の自称経営者にすすめられ、銀行強盗をする。
そしてそのあげくには、警官に撃たれて死んでしまうのだった。


私はこのルークに切なさを感じました。
流れ者だった彼、そのかつての恋人のことも大事にはしなかったようですが、自分の子どもがいたと知り、きっと初めて「愛情」を感じたんじゃないでしょうか。
なんとか息子のためになりたい、息子のために自分に出来る限りのことを、いいえ、それ以上のことをしてやりたいと思うのです。
それで銀行強盗を、すすめられるままにやってしまう。
暴力的で短絡的で自己的で無知で・・・良いところと言ったらバイクの運転ぐらい。
でも、息子に対する愛情は本気です。でもその表現方法が間違っているのが一目瞭然で私は好感が持てなかったのです。申し訳ないことに・・・(^-^;
だいたい、子どもの母親・・・なんでルークに会いに行ったか。
それがすべての発端だと思う。
それに、彼女。ちゃんとした連れ合いがいるのに、なんでルークと寝ちゃうかな。
やっぱり好きだったんだろうね。
でも、今の彼に申し訳ないとか思わなかったのか。彼女にも好感が持てなかったです。


ルークを撃ち殺した警官エイブリー(ブラッドリー・クーパー)は、罪人とはいえ人の親を一人殺してしまったので、罪の意識を抱いて苦しむのです。。。っていうか、この、ルークの死にのけぞりましたよ。主人公だと思ってたのに死んじゃって。
でも、物語の中にルークの存在は生きていました。
このエイブリーが正義漢かと思いきや、警官たちの横領を盾に自分が出世してしまい、ただの正義漢じゃなくなってしまったのも驚きでした。
一気に15年後に話が飛んでいたのも驚きで、今度は彼らの子どもたちの物語になっています。

ルークの子どもジェイソンとエイブリーの子どもAJ、二人が知り合い、ルークの子どもが「良い子」で(ちょっとだけ悪い)エリートのエイブリーの子どもがグレてます。

ジェイソンが父親のことを知りたがって、自動車修理工場のところへ行く。
ルークのことを修理工場のオヤジが、良く伝えたのでホッとしました。
でも、自分の父親の「死の真相」を知り、復讐心が生まれてしまう。
エイブリーはとっくにジェイソンとAJが友達になったことを知っていて、AJには、ジェイソンと付き合うなと言ってます。

エイブリーの家に侵入するジェイソン。
エイブリーを銃で脅して松林へ。
銃を向けると「すまない。ジェイソン」とエイブリーが泣きながら言うので、彼が何もかも承知だと知ることに。
エイブリーの財布には折りたたまれた、一枚の写真があります。
それはルークとジェイソンと、その母親が一緒に写っている15年前の写真。
両親は幸せそうに笑っています。
エイブリーを殺すことなく、立ち去るジェイソン。

そのまま町を出て、オートバイを手に入れ、「西」へと向かいます。
父親の生きた証であるオートバイ。。

父親を慕うジェイソンが切なかったです。
銀行強盗の末に死んだなんて不名誉な父親を、ジェイソンは慕ってる。
そのことが胸を暖かくしてくれたし、エイブリーを殺さなかったことも良かった。

だから、嫌な物語だと感じても、見終えた後は胸がジーンと温かくなりました。

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