【本】特捜部Q ―カルテ番号64― /ユッシ・エーズラ・オールスン 吉田 薫

4150018715特捜部Q ―カルテ番号64― (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
ユッシ・エーズラ・オールスン 吉田 薫
早川書房 2013-05-10

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待ってました!の第4弾。
すっかりおなじみになった特捜部Qのメンバーの活躍。またお目にかかれて嬉しい限りです。
今回も面白かったけど、いろんな事件が入れ子のように絡み合ってて、すこし(いや、かなり)混乱したし、その分登場人物も多くて、覚えきれず、苦労してしまった。。
内容に触れますので、未読の方はご注意ください。
(内容に触れておかないと、せっかく書いても自分でも結局どんな話だったっけ?となり、書いている意味がないと思うので・・・(^_^;)要するに、しばらく立つと忘れちゃうんですよ)














・デートクラブの女性オーナーが襲われると言う事件が起きる←カールの元同僚の妹
・それに触発されたローセが、80年代の未解決事件を掘り起こしてきた。それは、同じくデートクラブの女性オーナーのリタ・ニルスンが謎の失踪をとげたと言うもの。
・カールの伯父が溺死した事件。30年前の事件だが、事故死で処理されていて時効でもあるのに、カールの従兄で伯父の息子が、自分が殺してカールもそばにいたと言い出していた。
・「明確なる一線」という政党がある。実は「密かなる闘争」と言う裏の顔を持ち、ある思想によって恐るべき行動を推し進めている。
・ある盛大なパーティーで、自分の隠していた過去をばらされてしまった社長夫人のニーデ・ローセンの生涯。

これらのことが、1985年~と2010年を中心に、行きつ戻りつして進行していく。
中心となる事件の中心人物は、ニーデ・ローセンとクアト・ヴァズで、ニーデがクアトに過去を暴露されてしまうシーンから物語が始まる。
そのふたりの間に何があったかをなぞりながら、特捜部Qの捜査(30年前のデートクラブオーナーの失踪事件)との接点は何か、と言うことに徐々に迫っていく。
デンマーク王国で、過去、実際にあった出来事、とても凄惨なことが国家規模で行われていて、読み進めるうちに明らかになっていく。これが実際にあったことで、法律もそのようにあったということが、衝撃。
それが「いま」にどう伝わっているか・・・おぞましい実態が明らかになっていく。

それと同時に、特捜部Qのメンバーたちのプライベートももちろん差し挟まれ、目が離せない。
カールとモーナの関係は?
カールと妻ヴィガとの関係は?
前回から引き取っている全身麻痺の同僚、ハーディは?
アサドの本当の姿は?正体は何者か?
ローセの中のユアサは誰なのか?
そして、伯父の死の真相は?
なによりも、ハーディーともどもカールが巻き込まれた「あの事件」に新たな進展があり、カールがますます不利な立場に立たされているんだけど、それが気になる!!!
などなどなどなど・・・。

カールの家、今でも結構いろんな人が同居しているけれど、また今回増えてるような・・。下宿人のモーデンに彼氏?が出来て、ミカと言う男が家に入り込んでいる。でも、その彼の存在がとても大きいし、彼によってある事実がもたらされた瞬間のカールの動揺が・・・いとしかった。カールが大好きになってしまう。
アサドも今回とんでもなく危ない目に。次回までに回復してくれるんだろうか。心配。明晰な頭脳ととんでもない行動力がちゃんと失われずにいて欲しい。
でもそれで、いかに自分が彼らを大事に思っているか自覚する、そんなカールがとても好き。まさかの萌え!

今回は、事件の全容よりも、カールのそんな部分にとても親しみを抱き、ますます彼らが大好きになった。

なんかもう・・・文章内容ともにめちゃくちゃだけど、このままアップします(^_^;)
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