【映】シュガーラッシュ

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トイストーリーがおもちゃたちの「真実の姿」を描いていたなら、こちらはゲームキャラの真実の姿を描いていると言えるでしょう。
ゲームの中では敵キャラ=悪者のラルフ。ゲームセンターの営業時間が終わり、ゲームキャラたちがそれぞれ自分の家に帰るとき、ラルフには家がなく、ゴミ溜めが自分のねぐら。30周年記念のパーティにも、自分だけは呼ばれず仲間はずれ。そんな生活に嫌気がさして、敵キャラが決してもらえることのない「メダル」を勝ち取りに、他のゲームの中に入っていくのだけれど・・・。

ともかく、絵が美しい。
そして相変わらず発想が斬新!キャラクターたちがゲームセンターを、実は自由に行き来できて、他のゲームのキャラたちと交流を持ってるとか。悪役商会(笑)たちはみんな、同じように悩んでいて、自助の会みたいなのを開いているとか。
そこでは、おなじみのクッパ大王もいて嬉しい限り!(あんた、悩んでたの?悪役がイヤだったの?!!)
ソニックだとかザンギエフだとかパックマンのグズタは(名前まで知らなかったけど)自助の会の司会者だったり!誰もが一度は目にした事のあるキャラがいて、ファンにはたまらないのでは?

それぞれのゲームの世界観も完璧!!
そして、ラルフがメダルを追いかけて入り込んだシュガーラッシュの世界のカラフルでおいしそうで楽しそうなこと!!そこで出会った不良プログラム少女のヴァネロペの躍動感!
彼女はノイズのためにレースに出られないのだけれど、レースに出ることを夢見て一生懸命。
最初は彼女がちょっとうっとおしかったけれど、その健気さに心を打たれてしまうのです。

実は半分ぐらいまでは、歴然とした「敵キャラ」がいなくて、ちょっとハマれなかった。
ゲーム世界の敵キャラのみんなは、全然「悪者」じゃないからです。
でも、シュガーラッシュの世界に入ってからはもう目が離せない!
ラルフとヴァネロペの間で深まる友情、ヴァネロペのノイズ、レースに出られるのか否か。
ラルフとサイバグを追いかけてやってきた美しい女性軍曹とフェリックス、その二人の恋は?

とくにヴァネロペのまっすぐで一生懸命さに引き込まれた。
彼女がレースに出られるように心から応援した!
自分の事しか考えていなかったラルフが、ヴァネロペとの出会いによって、思いやり深いキャラに変わって行ったり、ラルフとフェリックスがお互いの立場を思いやることが出来るようになったり。
キャラたちが内面的に成長していくのが、見ていてとても気持ちが良く感動的だった。

中盤までは「イマイチだなぁ」と思ってみていたんだけど、最後のほうはもう、面白くて感動的で、見終えたときは涙が・・・・(笑)。とてもよかったです。
結局「自分の役割」みたいなことを確認するラルフだけど、そうだよね、クッパ大王がいてこそマリオの世界も面白いんだもん。いてくれなくっちゃ困るよ!
本気で敵キャラを憎んでるわけじゃない、ゲーマーは敵キャラを含めて、登場キャラを愛してるんですよ。


で、シュガーラッシュのレース場はまるでマリオカートだったし、エンドロールにはマリオブラザーズとか・・いろいろマリオっぽいゲームが出てきたし、そもそもラルフがドンキーコングに見えたし。
個人的には、本当のドンキーとマリオでこの映画を作ってもらいたかったぐらいです。




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