2013'03.12

西部劇だし、夫もイケるかなーと思って、夫婦で見に行ってきました。
でも、思ったよりも血ドバが激しくて、閉口・・・。
私はグロ平気人間ですが、もういいよ~~と思ってしまった。夫は気が弱い人なので、気分が悪くならないか心配になってしまいました(^_^;)。
「デス・プルーフ」(私が見たのは短縮版)みたいな感じ??そこまで血を出す(飛ばす)必要があるの?と思った。
それと、3時間ぐらいの上映時間、長~~~~い!!!
中盤は盛り上がりも感じられず、なんとも退屈な時間帯があった。飽きたというか。
しかし、それでも、後半の盛り上がりがその退屈を払拭したかな。
奴隷のジャンゴがめきめきとガンマンとしての腕を上げ、妻を取り戻そうとする。
普通に「売ってくれ」と言えば済みそうなのに、そうはならないのが、人間を奴隷とする商品に見て売買し、所有する人間の傲慢さか。(レオさまのほうですが)
人種差別について考えさせられると言うよりも、単にジャンゴの活躍を楽しんだ。
やっぱりどうしても、奴隷制度について訴えているものとして「ルーツ」を超えることはないでしょ。
「ルーツ」の印象があるので、この映画でもものすごく激しい奴隷の扱いを見ても、エグさをそこまで衝撃的には感じない。
とにもかくにも、ジャンゴがとてもかっこよかったのだ。
妻に対する再会の言葉とか・・・心臓にズギューン!!っていう感じ(笑)。
でも、でも、それよりも何よりも誰よりも、今回はドクター・シュルツ!!
賞金稼ぎの元歯科医。
いうなればやっぱり「人殺し」なんだけど、どうしても憎めない。
黒人に対する差別偏見がなく、とても紳士。優しく愛情溢れた、気品高い男なのだ。
(「賞金稼ぎ」という仕事がちょっと結びつかない気もするけど、細かいことは気にしない)
この映画の主人公はひょっとして、シュルツじゃないのか??なんて思ったり。
ともかく、大好きだった。。。シュルツ。。。。。
イングロリアスバスターズなんかでは冷酷非道なナチス将校がとても似合っていた。
イメージが一新されてしまった。
大好きなレオくんも出てるんだけど、熱演だけど、でも今回はクリストフ・ヴァルツに軍配!!
★★★★(ドクターシュルツの分☆をプラス)
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今週の木曜日までの上演だからギリギリ~。
私も3時間もあるとは知らなかったし、どのタランティーノ監督作品にも言えるけど、セリフが長い。
ながーーーいセリフを聞いているうちに睡魔が襲ってきて、狙撃のシーンで目が覚めたかなと言う感じ。レオくんが登場してからは目はぱっちりとあいたよ。やっぱいい男効果はあるわ。
ジャンゴ、かっこよかったよね。
悪役のレオも貫録があったし。
タランティーノ監督の作品はグロテスク、バイオレンスは当たり前だからね。死人が多いし。
いつも彼の作品を見る時は何も考えず楽しんでみてます。そして引き込まれているというか。
レオくんたちも楽しんで演じていたようだし。
ただ、長いセリフだけはなんとかしてくれ~^^;
2013/04/22(月) 22:56:47 | ラム │ URL | [編集]