【本】キリング・フロアー/リー チャイルド

4062649314キリング・フロアー〈上〉 (講談社文庫)
リー チャイルド Lee Child
講談社 2000-07

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4062649322キリング・フロアー〈下〉 (講談社文庫)
リー チャイルド Lee Child
講談社 2000-07

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映画「アウトロー」が面白かったので、原作の第1弾「キリングフロアー」を読んでみた。
とても面白かった。映画では主人公ジャック・リーチャーはトムクルーズが演じている。トムさんは黒髪だし身長も低い、でも原作の設定は長身で金髪碧眼だ。年齢も若い!
まぁその違いは置いておいて。
物語は、流れ者のリーチャー(軍の警察部署の精鋭だったが円満退職して今は年金暮らし!)が、ジョージアの田舎町マーグレイブで何気なしにバスを降りたことから、そこで起きた凄惨な殺人事件の犯人にされてしまう。
殺人事件の背後にはとてつもなく大掛かりな犯罪が絡んでおり、でも、リーチャーは最初あくまでも関わる気持ちはなかったのだけど、たったひとりの肉親である兄が、事件に絡んでいることが分かり、事件の解決にまい進する。
リーチャーは軍部で徹底的に訓練されていて、ものすごく強い。映画ではけっこう間抜けな面があるなぁと思ったけど、原作のほうが隙がなく完璧だ。かっこいい。洞察力や瞬時の判断力なども秀でていてシャーロック並の推理を働かせるあたりで、しびれてしまう。こういう男が大好きなのです私は。
またもや映画と比べるが、映画ではリーチャーは女とは懇意にならない。でも、ここではなかなかに甘いロマンス(甘いと言うよりも激しいと言うべきか)があり、その点でも面白かった。
犯罪の凄惨さや規模の大きさなども、敵として申し分がなく、たとえば兄への気持ちなどもじんとさせられる部分もあり、とても読み応えがあった。
欲を言えば最後の対決シーンで、リーチャーに匹敵するほどの「強い男」がいたらよかったなぁ。
ほろ苦いラストもよかったと思う。好みの小説だった。
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2017/01/03(火) 18:18:43 |