【本】2月に読んだ本

2013年2月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2512ページ
ナイス数:97ナイス

続・暴力団 (新潮新書)続・暴力団 (新潮新書)感想
いきなり「続」を読んでしまった。幸いにもまったくその筋の方々と関わりもなく危ない目に会った事もなく、生きてきたので、そこまで切実には実感できなくてごめんなさい。それでも一般人がこれからは被害にあう可能性が大きいらしいからもっとガードを固めなければならないんだと知らされるなど、恐ろしい話ではありました。芸能人の話やヤクザの新しい形「半グレ集団」の話が興味深かった。ともかく、やっぱり怖い。
読了日:2月28日 著者:溝口 敦
キャサリン・カーの終わりなき旅 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)キャサリン・カーの終わりなき旅 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)感想
うーん、うーん、誰が誰で何をしたのか、ちゃんと理解できなかった・・と思う。とても複雑に入り組んだややこしい物語だった・・と思う。でも、子供を亡くした男の喪失感や、奇病によって死が刻々と近づく少女の深い哀しみが伝わって、とても切なかった。
読了日:2月27日 著者:トマス・H. クック
生存者ゼロ (『このミス』大賞シリーズ)生存者ゼロ (『このミス』大賞シリーズ)感想
有り体に書きますよ。なんとかかんとか、やっとこさっとこ読み終わりました。あ~~読みづらかった。なんでだろう?個人的な好みの問題と思うので気を悪くされた方がいらっしゃったら申し訳ないです。スケールが大きすぎてリアリティがなかったのかも。もうちょっと富樫博士に期待したんだけど活躍がなかったせいもある。過去のいざこざとかも肩透かしな感じがした。収束の仕方は予想できた。こんな事態になってしまったからには・・ね。あと、「テンパる」って・・使う?
読了日:2月21日 著者:安生 正
狭小邸宅狭小邸宅感想
図らずも「ニュータウンは黄昏て」に続き「家」物が続いた。今度は売る側。物を売る仕事は本当に大変だと思うけどその際たるものが家なんだろう、大変なんてものじゃない。従業員へのプレッシャーの半端なさや、家を売ることを「殺す」と言うなど、住宅販売の舞台裏に慄いてしまった。主人公がなぜ辞めないのかずっと疑問。彼の成長物語として読むとそれも納得できる、と思いきややっぱりラストまで読んで納得しかねた。←他人事だから?小説だから?現実はやっぱり大事なものを失ってでも、仕事を続けなければならないものなのだろうか。ため息。
読了日:2月18日 著者:新庄 耕
ニュータウンは黄昏れてニュータウンは黄昏れて感想
興味深い内容ではあるけど、面白いというのとはちょっと違い、読書中は気が滅入るというか。うちはマンション暮らしではないので、人のこととして読めたのだけど、解決のない問題点が浮き彫りになっているため単に他人事と思えず、大変だなぁ・・と。それだけリアリティがあったのだろう。吸引力は十分で一気に読みきってしまったので、面白かったといえるには違いないが。「全壊判定」とテーマは似ているだろう。どちらもマンション住まいの人には身につまされるのでは。こちらは読後感もまぁまぁ。いつもの柚木さんのような爽快感は確かにある。
読了日:2月17日 著者:垣谷 美雨
冬の旅冬の旅感想
思ったよりも読みやすい文体(初辻原本、前に何かを挫折した)。ある時点から転げ落ちるようにして果ては収監され、満期出所となった主人公の人生を、それに関わる人々の群像劇を交えて描く。どのキャラの人生も結構な悲惨さで悲惨のリンクの末、主人公がさらに悲惨になるという・・・。途中で阪神淡路大震災の描写がありとても生々しくてその部分が一番読むのが辛かった。だから何?と思ってしまいそうな筋立てだけど、一気読みしてしまった。こういう本を読むとついつい吉村昭の「仮釈放」を思い出してしまうなぁ。暗さでは「仮釈放」に軍配。
読了日:2月14日 著者:辻原 登
ブラックボックスブラックボックス感想
食の安全に真っ向から取り組んだ意欲作。一読の価値あり。大変恐ろしかった。消費者のニーズはあくまでもわがままで、それらとコストの両方をクリアしようとすれば、ここに登場するような不気味なファームで不気味な野菜を作るしかないと言うわけか。消費者の姿勢も問題だと思う。巻末の参考資料を見て、ただのフィクションではないことが明白で、余計に慄然とした。ただ、物語としては読みづらい。生協の学習会に出て講義を受けているような感覚だったから。登場人物たちにイマイチ好感が持てなかったのも原因。それでも広くおススメしたい作品だ。
読了日:2月13日 著者:篠田節子
クラウドクラスターを愛する方法クラウドクラスターを愛する方法感想
彼氏が出て行ったの、彼氏と再会したのは・・だの、書き方は一瞬「何が起きたんだろう?」と思わせるので、興味を引かれてグイグイと読み進める。そうして主人公の境遇や気持ちがどんどん明らかになっていく。心理描写がとてもよくて、私にはこういう経験がないのに、わかる気持ちになってしまった。親が揃っていて一般的に言われる「普通」の家庭で育つことが出来なかった子ども達の物語。だからとても切ないものがあるけど、よかったです。
読了日:2月2日 著者:窪 美澄

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狭小邸宅:感想
ニュータウンは黄昏て:感想
ブラックボックス:感想
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