【本】路(ルウ)/吉田修一

4163817905路(ルウ)
吉田 修一
文藝春秋 2012-11-21

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台湾に、日本の新幹線を走らせるというプロジェクトを軸に、それに関わる人間達のドラマを描いた作品。
7年間の長期にわたる物語で、特に大きな事件が起きるわけでもなく、淡々としたドラマだった。
主人公の春香は学生時代に台湾へ旅行をして、エリックと言う名前の青年に出会う。
彼とはほんのひと時を過ごしただけだけれど、それが忘れられずに、結局のことろ台湾で新幹線プロジェクトに関わっている。
また、定年後に妻を亡くし寂しく暮らしている葉山と言う老人は、台湾生まれの引揚者。
台湾には、胸がちくりと痛む思い出を持っている。
台湾青年の陳は、フリーターだが幼なじみの美青が未婚の母となり、気にかかっている。
こんな風にいろんな人たちのドラマが交錯する。
実は内容をちらりと聞き真山仁「ベイジン」みたいな企業サスペンスかと思って読んだので、ちょっと拍子抜けしてしまった。
プロジェクトに多少の困難はあれど、まぁまぁ順調に(国民性の違いから、やっぱり順調と言うのは妥当ではないだろうけれど)プロジェクトも進み、物語自体に大きな起伏はない。
春香とエリックの物語にしても、(最初は陳がエリックなのかと思った)もうちょっと丹念に描いてあれば素敵なラブストーリーになりえただろうけれど、群像劇の中ではインパクトも弱かったかなと思えた。
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20:34 : [本・タイトル]ら行トラックバック(1)  コメント(2)
shortさん、ご無沙汰しております。アキです。
今年も宜しくお願い致します(遅)

今、私はこれを読んでいる途中です。
淡々としているのが私にはリアリティを持たせています。

関西の大学出身で台湾に興味を持ったのは金城武とか、モロ自分です。春香みたいなタイプはあの頃掃いて捨てるほど居ました。ここにもいます(笑)きっと彼女も南京町で武のブロマイド買っただろうなw

2013/02/09(土) 10:20:18 | アキ │ URL | [編集]

アキさん、ヽ(^o^)丿
ようこそです!!
こちらこそよろしくお願いします!!
お話したかったんですよ~~。
というのは、つい先日、やっと「十二新作」買ったんです。
前のアルバムがイマイチだったので、もうやめようかなと思ったんですが
ネットで評判を見たらあんがいいいので(^_^;)
ついつい先日買ったばかりです。
うん、今回はとても良かったです。。!
まぁ・・・似たような歌だなぁ・・ってのは、やっぱりありますけども・・(^_^;)
アキさんは買われましたか?

さて「路」読まれているのですね。
地味な展開で本としては正直、満足できませんでした。
読む前にもっとミステリー寄りかと先走っちゃいました(^_^;)

そっかー。アキさんは春香だったんですね!(笑)
若かりし頃の・・・思い出ですね!
「台湾人生」は読まれましたか。
個人的にはあっちのほうが興味深かったんですけど・・。
「逆戦」もレンタルリリースしますね。
いちおう、見る気満々です(←この言い草・・・(^_^;))

2013/02/12(火) 12:24:27 | short │ URL | [編集]

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