【本】鳴いて血を吐く/遠田 潤子

4041102642鳴いて血を吐く
遠田 潤子
角川書店(角川グループパブリッシング) 2012-09-01

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内容紹介
離婚して経済的に困窮しているギタリスト・多聞のもとに、人気歌手・実菓子のロングインタビューの仕事が舞い込んだ。多聞と実菓子は幼いころ同じ家で育ち、しかも多聞の亡父と亡兄はともに実菓子の夫であった――。 Amazonの紹介文より。


アンチェルの蝶」が面白かったので、本書も読んだ。
絶世の美女、実菓子。その不遜な態度から、「別に」の女優を彷彿としながら読んだ。
「アンチェルの蝶」のようにミステリアスな雰囲気。過去に何があったのか、すごく気になりながら、知りたくて一気読みさせられる。
多聞と実菓子、そして多門の兄、不動の3人に何があったのか、回想によって子ども時代が甦る。
回想の中と今とでは、実菓子はあまりにもイメージが違う。
こんなにも実菓子が変わってしまったものは、なぜ?多聞との仲がこじれたのは何故だったのか。回想の中のふたりはあんなにも親密だったのに。
まるで昭和初期と錯覚しそうな旧家のどろどろした愛憎劇が現代に違和感なく繰り広げられており一気に読んだ。


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