【本】ヒートアップ/中山 七里

4344022432ヒートアップ
中山 七里
幻冬舎 2012-09-27

by G-Tools



内容(「BOOK」データベースより)
七尾究一郎は、厚生労働省医薬食品局の麻薬対策課に所属する麻薬取締官。警察とは違いおとり捜査を許された存在で、さらに“特異体質”のおかげもあり検挙率はナンバーワン。都内繁華街で人気の非合法ドラッグ“ヒート”―破壊衝動と攻撃本能を呼び起こし、人間兵器を作り出す悪魔のクスリ―の捜査をしている。暴力団組員の山崎からヒートの売人・仙道を確保するため手を組まないかと持ちかけられ、行動を共にして一週間。その仙道が殺される。死体の傍に転がっていた鉄パイプからは、七尾の指紋が検出された…。殺人容疑をかけられた麻取のエース・七尾。誰が、なぜ嵌めたのか!?冤罪は晴らせるか!?―。


感想

贖罪の奏鳴曲」が面白かったのでこの本も読んでみたけど、シリーズものとは知らなかった。
七尾の人物造形をはじめ、警察内部の登場人物や、山崎と言う異色の暴力団員など、キャラクターはよかったし、物語りもリーダビリティはそこそこ高かったのだけど、そもそも、ヒートという薬物があまりにも強烈で、もはやSFの域。七尾の特異体質にしても。
という点でちょっと思ってたのと違って戸惑いがあった。
というのもそのせいで後半の急展開、どんどん話が壮大になって行ったので付いて行けなかった。ミステリーかサスペンスと思って読んでいたのだけど、終盤はもう「ダイハード」か「バイオハザード」かっていう感じになって、舞台が日本なので違和感を感じてしまった。これを「ぶっ飛んでて面白い!」とは思えなかった。
ただ、先にも書いたけど、キャラはみな良かったし、件のからくりもびっくりさせられた。
読み終えてみれば面白かったけど、まぁ個人的な好みではなかったかな。
「贖罪の奏鳴曲」のほうが好きです。
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