【本】夜をぶっとばせ /井上荒野

4022509759夜をぶっとばせ
井上荒野
朝日新聞出版 2012-05-18

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内容(「BOOK」データベースより)
どうしたら夫と結婚せずにすんだのだろう。「思い切ったこと」がしたくなったある夜、ネットの掲示板に書き込んだことで、たまきの日々は「何かが決定的に」変わりはじめる―直木賞作家が掬いとる、あかるく不穏な恋愛小説。



↑ という内容紹介文を読んでいまびっくりしている。
「恋愛小説」だったのか!!「不穏」は良いとして「明る」い小説だったのか!!!
私にはそうは思えなかった。
「だれかの木琴」もそうだったけど、こちらも主人公たまきの行動がとても不気味。
だんなのDVに苦しみ、子どもにもそれが影響を与えてて、境遇的にはとても同情を誘うのだけど、初めて買ったPCで、たまきは出会い系サイトにハマっていくのだ。
なんでそういう行動をとる?ってカンジで、ともかくたまきの行動は自己破壊的で理解も共感もできない。
それなのになぜか一気読みする「面白さ」がある。文章も好み。
共感できない人物を描くのがうまいと言う感じがした。
ちなみに「夜をぶっとばせ」というのは、ローリングストーンズの曲名らしい。
「チャカチョンバへの道」は、主人公の夫側の物語。
夫が「その後」では、ごく普通の男のように描かれ、意外な人物と同居している。
そして、たまきの境遇もびっくりするほど変化していた。
良くわからない。何がどうなってるのか。彼女たちがどうしたいのか??
これからみんなどうなるのか・・・。
うーん・・・。
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