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【映】日の名残

B002MTS43W日の名残り コレクターズ・エディション [DVD]
イスマイル・マーチャント
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2009-11-04

by G-Tools



原作未読。
まさに滅私奉公の典型の執事の生涯を描いた作品。
ものすごく地味な映画だけど、超多忙な執事やメイド頭の仕事を通して描かれる毎日がスピーディーで飽きさせない。
時代背景含め、荘厳なお城で暮らす貴族の生活は見応えあるし、近づく大戦、ナチスに利用されていくご主人様の不穏など、スリリングでもある。
とにかく。ご主人様にひたすら仕えるだけの毎日。
私なんて自分の家を「ハウスキーピング」するのもたいていしんどいと思うのに、この人はあの立派なお城を守っている。なんと言う手腕。
何人もの使用人たちを束ね、家中ぴかぴか。お客様が来たら(それも何十人もやってくる!!)粗相がないように細心の気配り。晩餐の準備も抜かりなく、ナイフやフォークの位置はメージャーできっちりと測る!
自分の粗相はご主人様の恥。そんなことがないように、そのためには自分の父親さえ犠牲にしてしまう。執事魂というものがあるとすれば、この人物にこそあると思った。
そんな中で反発しあいながらも、実は惹かれあっているのが、女中頭のエマ・トンプソン。
なんせ「滅私」の二人だから、恋はちっとも進展しない。しないどころか、彼女は別の男性のもとへ…。
主人公はそうなってもあくまで滅私。自分を出さない。執事魂は、彼に「人間としての普通の幸せ」さえも与えないと言うのだろうか。それとも彼にはそれが「幸せ」だったのだろうか。「普通の幸せ」なんて、誰にも同じものはないからに・・。
物語は、その当時から20年の時を経た今、女中頭との再会を描く。
すべては過去の物語なのだ。
そして、再会した二人は・・・・。
切なくて切なくて。こんなに切なくて涙が出る物語とは思わなかった。
すごく心に残る物語でした。

雨の中で・・・・ちょっとだけ「マディソン郡の橋」のラストシーンを思い出しましたね。
ラストの鳩はきっと自由にあこがれる執事の代弁では・・。
お城を出てどこかへ行きたい、そんな気持ちもきっとあるんだろうなと思う。
それもまた切ない。
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