【本】嘆きの美女/柚木麻子

4022508930嘆きの美女
柚木麻子
朝日新聞出版 2011-12-20

by G-Tools



内容(「BOOK」データベースより)
生まれつき顔も性格もブスな耶居子は、会社を辞めほぼ引きこもり。顔のにきびをつぶすことと、美人専用悩み相談サイト「嘆きの美女」を荒らすことが最大の楽しみだった。ところが、ある出来事をきっかけに「嘆きの美女」の管理人のいる、お屋敷で同居するハメに…。美しくても、美しくなくても、たくましく生きる女性たちの姿を描く。外見、趣味、食べ物、男性からの視線―。生きてきた環境があまりにも違う彼女たちが、いつの間にか繋がっていく。女の人たちの物語。


なかなか面白かった!
ブスの僻みというか、悩みというか・・・ブスにそれがあれば、美人には美人としての悩みがある。
お互いの観点から相手を観察し、結果的にお互いに良い影響を与えていく。
コメディタッチで「なんでいきなり同居になる?」など、突っ込みどころもあるけど、全体的に楽しく一気に読んだ。
主人公が、知らないうちに自分が磨かれ、成長していくさまと、ちょっとしたサクセスストーリー的展開は、読んでいて気分爽快になる。
作中で「愛しのローズマリー」という映画を見ているのだけど(登場人物の美女たちがこの映画が大好き)この映画では、美人=性格が悪い、ブス=性格がいい という決め付けがひどいので抵抗があったのを思い出した。
だけど、本書は、耶居子は見た目もブスだけど性格も悪いっていうのが徹底していて面白かった。
スポンサーサイト
10:27 : [本・タイトル]な行トラックバック(0)  コメント(0)

コメントの投稿











 管理者にだけ表示を許可

トラックバック

この記事のトラックバックURL