【本】死命/薬丸 岳

4163813209死命
薬丸 岳
文藝春秋 2012-04

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学生時代の仲間たちと久しぶりに再会した山口澄乃。
そこでかつての恋人榊真一に会い、彼がデイトレーダーとして成功している姿を見る。
かつて澄乃は真一を「二度捨てた」過去があり、今でも真一を愛していながら打ち明けられない。
かたや真一も澄乃を愛し続けていた。
が、真一には特異な衝動があった。それがある限り、澄乃を愛することは出来ない。
時を同じくして、女性を狙った暴行殺人事件が世間を震撼させていた。
事件を担当する蒼井凌は、地道な捜査から次第に犯人像を煮詰めていく。
が、蒼井は末期がんにかかっていた。
果たして犯人は、刑事たちは犯人に近づけるのか・・・・。


ものすごい「どんより」とした読後感。とても陰鬱な物語だった。
ミステリーとしては結構好きなタイプの物語で、なかなか面白く一気読みした。
だけど、これが「薬丸さんの」となると、満足できない。
二人の主人公が同じように末期のガンであり、そこで二人とも、死を目前にして同じように「死ぬ直前まで力いっぱい仕事をする」ことをテーマとしている。
片方は刑事なので犯人逮捕に向けて。
しかし、もう一人は・・・・。
対比がとても面白いとは思うものの・・・やっぱり「薬丸さんの」となると満足できない。
ゴメンナサイ。
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2014/02/25(火) 18:36:32 |