【本】RURIKO/林真理子

4048738445RURIKO
林 真理子
角川グループパブリッシング 2008-05-30

by G-Tools


林真理子が描く戦後昭和の華々しい日活を舞台に、映画の最盛期を生きた「女優」浅丘ルリ子の生涯。

ドキュメンタリーかと思ったらどうやら林さんの、「ほぼ想像」の産物だそう。
驚きのリアリティ!!
初めての恋、女としての初体験、不倫、恋愛遍歴、結婚、離婚。
映画人としてスクリーンで躍動する裏側で起きた(かもしれない)あまたの事柄は、本当にどきどきわくわくしながら読まされた。
スターがスターであった時代。昭和という時代を代表するスターたちの私生活がみずみずしくよみがえり、一気に読んでしまった。
浅丘ルリ子さんに対するイメージは、石坂浩二の奥さんだった人、若い頃の美貌はハンパないって言うこと、見たことがある作品は「花神」と「トラさん」ぐらいだったのだけど、ここに描かれるRURIKOは絶世の美女であると同時に気性のさっぱりした男気溢れる女で、石原裕次郎、美空ひばり、小林旭、和田勉など実在の人物との絡みは、とてもフィクションとは思えないリアリティがあり、スターの実生活の一端に触れた気がした。
スターは銀幕の中以外では幸せにはなれないもの・・。真理かも。戦後から昭和が終わるまでの芸能史と言う側面で見ても大変読み応えがあった。

特に石原裕次郎のオーラ、美空ひばりのスター性にものすごく納得した。


ただ、どこまでが真実でどこからが創作か。
こういうのは本当のリアルを読みたいので、読み終えてしばらくしてから「ほぼ想像」と聞いてがっかりしてしまったのも否めないのです。

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12:28 : [本・タイトル]ら行トラックバック(0)  コメント(0)

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