【本】特捜部Q ―キジ殺し―― /ユッシ・エーズラ・オールスン

特捜部Q ―キジ殺し―― (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1853)
ユッシ・エーズラ・オールスン 吉田薫(翻訳)
4150018537



海外ものには疎いものですから・・・図書館の新刊コーナーにあったので何気なく借りてきたら、シリーズ第2弾の「キジ殺し」でした。。(^_^;)で、2作目を先に読むという失敗をしてしまいましたが、どうにも読みづらく・・。まず、名前がやっぱり難しい。ただでさえ海外ものは敷居が高いのに、デンマークが舞台ってことで、名前になじみがない。覚えるの難しかったです。主人公は「カール」なのですぐ覚えられましたけど・・。
でも「キジ殺し」も面白かったです。
が、次に第一作目の「檻の中の女」を読んだら、もっともっと面白かったです。
やっぱりシリーズものは順を追って読むのがベストですね。
特捜部Qの成り立ちや、登場人物の相関などがより鮮明にわかるからですね。。。


【story】
20年前に無残に殺された10代の兄妹。妹は「死ぬまで殴られた」のが死因という残酷な事件だった。
この事件は容疑者グループが世界的な富豪たちの子息だったが、グループのひとりが単独犯行を自供したためにすでに解決していた事件だった。
そのファイルがある日突然特捜部Qに、何者かの手によって持ち込まれたのだ。
誰が、今頃、何のためにファイルを特捜部Qに持ち込んだのか。
上層部からも捜査をやめろというお達しがあるが、特捜部Qのカールは、やめろといわれれば言われるほど「やる」人間だった。風変わりなイスラム教徒のアサド助手と事件解明に挑むのだった。

【感想】
第一部を読む前に読んだのが原因と思うけど、結構読みづらくて時間がかかった。
登場人物がたくさんで名前も覚えにくくて混乱した。男か女かゲームか土地か・・・わかりづらい(^_^;)。
犯人グループは残酷で、高校時代にとんでもない犯行を繰り返して大人になった。
そんなやつらにはなんとしても天罰を下してもらいたいと思いながら読む。
犯人たちはかなりはじめの方で、カールが断言しているので、後はどうやって彼らの犯行だと決定付けるかが見物。
現代でもかれらは同じようなことを繰り返しているが、ただ一人、キミーという女だけは彼らから離れている。
キミーの存在が事件を暴く鍵になっているのだ。
キミーも同じ穴の狢とはいえ、読むうちにだんだんと親近感のようなものが沸いてきた。
事件の残虐性や、事件解明にいたるまでのスリル、そして登場人物たちの造形など、とても面白いミステリーだった。
カールには何かの事件で全身麻痺になった同僚のハーディがいる。
彼が「退院して自宅療養する」ことになって、今後はより面白いストーリーになっているのじゃないだろうか?
ちょっとライムを思い出した。

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