【韓】クァンキ その2

さて、「クァンキ」の感想です。
相変わらずネタばれ感想になりますので、これからドラマをご覧になる方はご注意です。

クァンキ その1

【あらすじ】

芸術系の短期大学。
エリートチームからはずされてしまったソンヨンと、彼女を追いかけるようにチームを辞めたイ・ドンウクは金教授の呼びかけで落ちこぼれメンバーとともにチームを結成する。チーム名は「クァンキ」。広告の才能・・の意味を持つ。
メンバーは、リーダーでしっかりもののイ・ドンウク
その幼馴染で、苦学生のソンヨン
お調子者のハン・デジュ
可愛くて明るいチン・ダレ
歯に衣着せぬ物言いのピョ・ルナ
・・・・・そして、写真学部のカン・ミン・・気難しくて近寄りがたい。彼もまた苦学生です。
6人は協力して課題に取り組んだり、企業のインターンとしてがんばったり・・・・・最初はギクシャクしてチームワークもなかったが、次第に無二の親友となっていく。
そんな中で、幼馴染のふたり、ドンウクとソンヨン、そしてカン・ミンの切なく苦しい三角関係が展開される。
お互いを刺激しあいながら成長を重ね、卒業するまでを描く学園青春ドラマ。


【感想】

ざっとあらすじを述べるとこんな感じかな・・・。
しかし、このドラマ、当初の主人公が途中でまさかのフェイドアウトするという、驚きの展開。
そういう点でも「ビバリーヒルズ青春白書・韓国バージョン(貧乏含む)」と言ってもいいかと・・・(笑)。
見ている限り、最初はイ・ドンゴン演じるイ・ドンウクと、チェ・ガンヒ演じるソンヨンの二人の、幼馴染カップルを中心に物語が展開していくものだと思わされます。
ビンくん演じるカン・ミンはDVDのトップメニューにて、展開を示唆する映像があるので、「ああ、こうなるんだな」と言うのは分かっていましたが・・・。トップメニューの背景、ネタばれです!!

それにしても、イ・ドンゴン、「フレンズ」でもウォンビンさんと競演していたけど、いつ見ても「善人」顔ですよね。
ちょっとおばさん顔っていうか・・・(ファンの人、ごめんなさい!)・・恋愛対象にはなりにくそう。
このドラマでも、ヒロインのソンヨンの、まるで保護者みたいで。
性格もすごく穏やかでおっとりしていて優しいし、あれやこれや心配して世話を焼く、まるで「お母さん」みたいなんだもん。(お父さんじゃなくてね・・なんせおばさん顔だから・・笑)

そんなイ・ドンウクが、幼いころからずっと大好きで大事なソンヨンは、とってもカッコいいカン・ミンに惹かれてしまう。
そりゃそーだよ。だってカッコいいもん!!!!!
ずっと一緒にいて、イ・ドンウクの存在はきっと兄弟とか、お母さん(笑)みたいな、家族みたいな存在なんだと思う。
最初、カンミンはとっつき難いし気難しいし、仲間とも距離がある。
でも、クァンキメンバーに打ち解けるにしたがって、とっても仲間思いな面を見せる。
ソンヨンは父親が腰が悪く、耳も聞こえない、今は働いてないので、学費や家賃を自分で稼ぐためにバイト三昧だ。
カンミンも、父親が死に、写真館を一人で切り盛りしている苦学生。
相通じるところがあり、余計にソンヨンが気になる存在になっていく。
でも、カンミンはイ・ドンウクともすごく仲の良い友達になった。
イ・ドンウクがソンヨンにどんな気持ちを抱いてるか、よーく分かってる。
だから横恋慕なんて出来ないんだね~。
その辺の気持ちが余計にカンミンをカッコよくしてるんですよね!!
でも、あきらめようとしてもやっぱりソンヨンが好きだから、友情と恋の間で揺れに揺れまくる切ない役どころなのですね。
ひとつのポイントは、合宿にみんなで行ったとき。
ソンヨンがカンミンに告白する。
「私にとってまぶしいのはあなた。あなたが好き」と。
でも、カンミンは、どうしてもソンヨンの気持ちに答えられない。
だって、ドンウクの気持ちを考えるとどうしても自分たちだけ、幸せになることが出来ないのですね。
「すまない」
と謝って断った。
そういう二人のやりとりを、ドンウクは見てたわけです。
こういうとき、ドンウクはどうするのがベストなのか・・・・。
私なりに真剣に考えました。
やっぱり、二人のことを祝福してやらにゃーダメでしょう。
ソンヨンを愛するなら、ソンヨンの幸せを何よりも願うはず。
それまでにも、ソンヨンがカンミンと仲良くしても、絶対にヤキモチ焼いたり機嫌悪くなったりせずに、温かい目で少し寂しそうに見守っていて、そういう「大人」な感じが健気で健気で、ちょっと泣けてしまうほどだったんです。
うん、秋の童話のテソクみたいなところがあったよ!
それに、いくら、自分のためにカンミンが身を引いたからと言って、ソンヨンが自分のものになるとは限らない。
ソンヨンにとってドンウクはもう、家族、おかーさんなんだもん!!
それはドンウクにも良く分かってたはず。
だけど、どうしても踏み切れないのね・・・。
ソンヨンを掴んでいる手を離すことができないのです。
ソンヨンとカンミンは「良い友達」になるんだけど、でも、心のそこにお互いを好きだと言う気持ちを持っているから、表面上友達でいても、それはそれで切ないのです。
次第に、ドンウクも心の整理をつけていく。
そして、ついにはカンミンに「俺の友達をよろしく」と、ソンヨンを任せる発言を!!
よく言った。辛いだろうけど、それがみんなのためだ。ウンドク、やっと男になったな・・と思うのですよ。
でも、それでもカンミンとソンヨンの二人の仲は進展しない。
そのうち、ソンヨンは後輩の女の子にせがまれて、カンミンとの仲を取り持ちさせられてしまう。
後輩の女子が「二人はどんな関係ですか?」と訊く。
答えてソンヨンは「友達・・サークルの友達」と答える。
それをカンミンに訊かれ、正直に「友達だと答えた」と言うと、カンミンは怒ってしまうんですよ。
「どうすればよかったの?私だって『友達』なんて言いたくなかったのよ・・」
と落ち込むソンヨン。
カンミンは、自分が振ったんだから怒るのは筋違いだとは思うけどね。
でも、このことで二人の気持ちのもやもや感がどっと高まる。
何とかしないといけない感というか、焦燥感というか。
そんな二人を見てドンウクはいつもらしからぬ強引な行動で二人を困らせる。
そして、ソンミンに何事か言って泣かせる。
傷つくソンヨンに近づくカンミン。
カンミンにソンヨンは言う。
「わたし、あなたに訊きたい事があるの。でも、怖くて訊けないの。
なぜかって・・・。
また『すまない』って言うのを聞きたくないのよ。
『すまない』って聞いたときは心臓が止まるかと思ったの。
ドンウクもきっと同じだよね。怖いのよね。
なのに『言ってくれ』って言うのよ・・・」
ドンウクはソンヨンを思い、カンミンを思い
ソンヨンもまたドンウクを思い、カンミンを思い
カンミンもまた、ドンウクとソンヨンを思い
苦しんでいる3人の姿・・・ここのところは一番の号泣シーンでした。
「秋の童話」のウンソが、渡米する家族に置き去られたシーンと同じくらい泣いてしまった。
でも、ドンウクのそうした行動や言葉で、やっとカンミンはソンヨンの元へ行き、無言で彼女を抱きしめ、そっと優しくキスをするのだった・・・・・・・・。
いやもう、ロマンチックなことこの上ないシーンで、めちゃくちゃドキドキしたし胸きゅんっきゅん唸りましたね!
素敵だったわ~~~~~~。
惜しむらくは、キスするときの唇が映ってないこと・・・(^_^;)
そこはばっちり、口と口、マウスツーマウスで見せて欲しかったなぁ・・・・・。
韓国のドラマって、みょーーーに道徳的と言うか、奥ゆかしいと言うか。
おばさんはかなり不満が募りましたが(笑)まぁいいです。
ネタばれで言いますが、キスシーンはここワンシーンのみです。
後で、二人でお泊りしますが、そのときもベッドシーンはもちろんないけど、キスシーンもなし。「秋の童話」の牧場の駆け落ち同様ですよ。奥ゆかしいにも程がありましょう!!!
それは置いといて・・・・(^_^;)
で、ドンウクはひとりこっそり、海外留学??の準備をしてて、二人の前から姿を消すのです。
私も「それしかないな」と思ってました。
ウンドクがいたらカンミンとソンヨンは大っぴらにイチャイチャできないし、また、イチャイチャされてもドンウクも辛いし、気を使ってもアレだし・・・ってことで、ここはいつの間にか消えていたピョ・ルナみたいに、学校から姿を消すしかないと。
いつのまにかピョルナがいなくなったあと、いつのまにかドンウクとカンミンは、ピョルナとソンヨンの住んでたアパートに、入れ替わりに住んでいてビックリしたんですが、ドンウクは貧乏なカンミンのために、食料品を一杯買い込んで置いていくんです。
これまたおかーさんみたいなきめの細かい愛情でしょ。
泣けたわ~・・・。
ほかのメンバーにもいろいろと置き土産を。やっぱり優しい男ドンウク、善人顔に劣らず中身も善人です。きっと良い女の子がいるよ。絶対に。だから元気出して!!
微笑みながら去っていくドンウク。
主人公だったはずなのにフェイドアウト・・・あまりに衝撃的で、そして切ない幕切れでした。


ドンウクが去った後の話は、また次の記事で。
まぁ、いわば邪魔者が去ったあとの二人は臆面なく大っぴらにイチャイチャしてるんですけどねっ・・!!


DVDに収録されていない話はここで見られるようです。有料。

http://www.kbs-tv.jp/program.action?pID=105



クァンキ その3
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