【映】イップ・マン 序章&葉問

B004NRP1Q4イップ・マン 序章&葉問 Blu-rayツインパック
Happinet(SB)(D) 2011-06-02

by G-Tools


前から見たいと思っていたこの作品、ウォンビン中毒の合間を縫ってやっと、見ました!
いや~~面白かった!カッコよかった!!!燃えた!!(萌えた・・じゃなくて)

イップ・マン(葉問)は、詠春拳を使う武術家。
1935年当時、武術が盛んで多くの武道場が存在する佛山でも随一の強さを誇り、彼を知らぬものはない。
彼の元を訪れる挑戦者や、北の山賊を相手にも、決して動じず熱くならずに淡々と誇示することもなく、強さで相手をねじ伏せる。そこには決して傲慢さも尊大さもなく、どんな相手にも敬意を払う大人物葉問の姿があった。
しかし、1937年盧溝橋事件を発端に日中戦争が勃発。葉問の家も日本軍に取られてしまい、町全体は人口も産業も激減、死の町のようになってしまう。
葉問は家族を養うために、土方仕事をやることに・・・。そこでかつての知人のリンや、警察官が日本軍の通訳として働いているのに出会う。リンは元警官の募集で、日本軍の空手の試合に借り出されていくのだった。
しかし、葉問の不安が的中、リンはその後姿を見せない。それを知った葉問は・・・。


ともかくすごいのは、カンフーアクション。
めちゃくちゃカッコいいです。
木人椿という木で出来た(一見カバン掛けのような・・違)カンフー版のサンドバッグと言うかパンチングボールと言うか、一人練習用のアイテムがあって、初めて見たんだけど、それを黙々と打ってる姿がすでにカッコいい。すごく難しそうですが、素早い動作で洗練されている。
戦うシーンも何度もあるけど、ともかく美しい!
カンフーがカッコいいのは、強さもあるけど、何と言っても型の美しさ。
カンフー同士の対決は刺すような強さ激しさの中に優雅な美しさがあり、魅了されます。
そして、強いだけが彼の魅力じゃない。
葉問はすごく静かで優雅な貴族と言う感じ。
いかめしくもいかつくもなく、線も細くて小柄。
しかし、懐は深く大きく、心の温かい人物で、人望もあるし家族や友達思い。
どんなときも声を荒げたりカッとなったりしない。どんなピンチでもあわてず騒がずひょうひょうとしてます。
真に強い男とはこうあるものだ・・というのをまざまざと見せ付けられた気がします。
葉問は常に相手を尊重しているのが分かる。余裕なんですよね。余裕のある男はカッコ良いです。いっぱいいっぱいキチキチの男とは違う。(それが悪いと言うのではなく)
そんな葉問が、思わず取り乱したり怒りをあらわにしたりする場面があって、それが、友が日本軍に殺されたときや、妻子が日本軍人に手を掛けられそうになったりとか、あるいは朋友が死に至らしめられたりしたとき。
リンが死に、その形見の「鉄の箱」をリンの弟に渡すシーンなどは、とても感動的。
「序章」では、日本軍の将校である三浦の空手との一騎打ちがクライマックス。
日本軍のここでの描かれ方は、われわれ日本人が見るとかなり辛いです。
でも、こういう風に描かれても仕方がないんだろうなと思う。
実際のところ、当時の日本軍みたいなのがあったら、いまの日本の国民の敵でもあるとおもう。
三浦は格闘マニアであり、武術や武道家への敬意が感じられて決してただの「悪人」じゃない。
でも、軍としてはやっぱり、許せない存在だったと思う。
勧善懲悪で言うと完璧に日本は「悪」なのね・・・。
しかし、葉問が勝利して観衆が歓喜するシーンは感動的だった。
見るものが日本人であっても、やっぱり日本は「敵」だわさ。
最後は肩を撃たれてしまうけど、香港に逃れて、次の「葉問」へと続く・・・・・。

のだけど、のっけからショッキングなシーン。
友達である綿花工場のチョウが頭を撃たれている。
彼もまた香港で記憶を錯乱させながらも、路上生活をしている。
支える息子に葉問は言う「これからは私も一緒に彼の面倒を見る」と・・・。
自分も極貧生活なんですよ。でも、決して友人を見捨てない。やっぱりどこまでも温かく大きな男、葉問。
さて香港での生活は、そのように極貧生活。
弟子を取り、道場を開き生活の糧にしようとするも、弟子が一向に集まらない。
でも、そんな葉問のところにやっと現れた一番弟子レオン、その仲間たちが道場を盛り立てていく。
のですが、あるとき、ほかの道場の門下生と乱闘騒ぎを起こしてしまう。
それが魚市場での大乱闘になり、そこにはホンという道場主たちの親分的存在の武道家がいる(サモハンキンポー)。
彼があたりを取り仕切り、「われわれ師匠たちと戦い、線香が燃え尽きるまで負けずにいられたら、師匠として認める」と言う。
このホンとの確執、そして、イギリス人警官の横暴などを背景に、物語は、イギリス人ボクサーとホン、葉問との戦いへ・・・。

うーん、
ボクサーってあんなに強いもの??
と言うのがどうしても頭にあって・・。
10人相手にしても負けない葉問が、たったひとりのボクサー相手にあそこまで苦戦するっていうのが・・納得いかないわ~~。だいたい、「リーサルウォポン4」や「エクスペンダブルズ」のジェット・リーがあんなの相手に負けるわけない!みたいな感じと同じで、どう見ても葉問のほうが強く、瞬殺だろう!!と思うのです。
サモハンキンポーにしても、あんな負け方はないわ~。絶対に勝つよ。
・・・・・と思うんだけど、そこは映画の盛り上がりのためにぐっと飲み込む。。。。。
まぁ実際、あのボクサーはすっごく図抜けて強いように描いてあったけどね。
きっとイギリス国内でも無敵無敗の絶対王者なんだろうね。
世界でもキングなんだろうね。
と、自らを納得させる(しつこい)。
強さと言うよりも、その精神がすでに「悪」だから、まぁいいのです。
憎憎しい敵でありました。
最初は敵だったけども、今では「友」になったホンの仇うち、誇りを失うなと言うメッセージ。
やられそうになればなるほど、負けるな!立て!立つんだ、イップマン!!と燃えました。
魚市場での格闘シーン、各師匠たちとのテーブルの上での格闘シーンも圧巻。
弟子を思う気持ち、チョウを思う気持ち、もちろん家族を思う気持ち、何もかもが男らしい。
男の中の男、それが葉問。。
最後の挨拶は感動で泣けてきました。
身分や立場の違いを超えてお互いを尊重しあうことが出来るのだ・・・という。
その精神、すばらしいです。

ブルース・リーの師匠ということで、子どものブルースが葉問をたずねるシーンがあるのですが、胸が熱くなりました。
葉問の評伝とかないのかな。あればまた読んでも見たい。


ドニー・イエン・・・実は初めて見ました。
1963年生まれ・・・・私と同じトシです。若いな~~!!!
次は↓あたり、見てみようと思います!!

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ドニー・イェン
アクセスエー 2011-06-03

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2011/11/16(水) 18:21:27 | - │ | [編集]

ねーさんも「イップマン」観たのね。
私も最初、ブルース・リーの師匠ということで、どんなものかと観たら、はまってしまった。
普段は穏やか、実は強い。弱者を助け、悪いことは悪いといい、自分の信念を曲げない!まさにHEROの王道、カンフーの王道だよね。

序章では日本が悪というだけで、上演中止になったけど、三浦は武道を愛し、正々堂々と闘っているのにね。確かに敵だけど、よく観れよ!と思いました。

2011/11/19(土) 22:45:06 | ラム │ URL | [編集]

ラムちゃん
こちらもコメントありがとーー(*^_^*)
うん、見たよ見たよ!
ラムちゃんの感想も見せていただきましたよ♪
かっこよかったねーーーーー!(テシクほどじゃないが・・・)
すごい品格と風格でほれ込んでしまいました(テシクほどじゃないけど・・・)
このあと、2本、ドニー映画見たよ。
感想またアップするね。
トニー・イエン・・・すごい役者だよね!!
身のこなしがすご過ぎる~~!!!びっくりです。

2011/11/20(日) 06:29:26 | short │ URL | [編集]

遅ればせながら、こちらの感想も読ませていただきました。なるほど~。shortさんは、これがドニーさん初体験だったのね。(^^)
私が最初にドニーを見たのは「天地大乱」です。その後は、「流星胡蝶剣」とか「HERO」とか「セブン・ソード」とか。でも、いつも何となくもの足りなくて、「イップマン」2作は、久々にドニーのかっこよさを満喫できた映画でした。
リンチェイのカンフーは本当に形がきれいで、見ていてうっとりするんですが、ドニーのそれは速さと切れのよさでリンチェイをしのいでいますね。早過ぎて何をやってるのか分からん…と笑い話になったくらい(笑)。
イップマンの詠春拳は、どちらかというと手技?が中心なのか、派手さのない静かなカンフーという印象を受けました。
しかし、立っているだけですでにかっこいい!っていう役者さんは、そうそういないよね。ドニー・イェンかっこいいです。

2012/06/12(火) 14:55:16 | 千華 │ URL | [編集]

千華さん
こちらもコメントありがとうございます!
はい、私、恥ずかしながらドニーさんを知りませんでした(^o^;)
千華さんは天地大乱のころからご存知だったんですね
これを見てから近年の作品をいくつか見ましたが、イップマンに勝る作品はないです
あ、天地大乱を除いては(笑)
でもどの作品でもそのアクションと肉体能力はすごすぎる~!速すぎる…ですか(笑)
イップマンは地味な拳法だったのかもしれませんが、ごまかしが利かなくて、ドニーのカンフーアクションの美しさを十分見せたみたいですね!もっと世界規模で有名になっていいのにね
ところで先日はテレビで「燃えよドラゴン」見たのですが、ブルースリー自体はすごくても、敵があまり強くなさそうに見えてしまいました。
ちょっと迫力に欠けると言うか。
ドニーさんとリンチェイさん 二人が同時期にいると言うことは、すごいことかもしれませんね!

2012/06/14(木) 22:14:55 | short │ URL | [編集]

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