2010年マイベスト【読書編】

タイトルクリックで詳しい感想に飛びます。


1 :収容所から来た遺書/辺見じゅん

心の底から「この本を読めてよかった!!」と思う本。極限の中で「生きるために」こそ「愉しみ」を感じることの大切さ。ダモイ(帰還)を切望して止まない人々の姿に感動そして涙。絶対的おススメの一冊。


昭和十七年の夏 幻の甲子園

戦争と言う過酷な日々の中でなお野球をすること、観戦すること、それが人々にどんなに希望であったか。死と向き合いながら試合をする選手の姿に涙涙。


天地明察/冲方丁

今年読んだ小説の中で、文句なく、一番面白かった!


サラの鍵/タチアナ・ド・ロネ

知らなかったときには戻れない。知らないほうが良かった。いいえ、知っていなければならなかったのだと、読みながらいろいろな感情に揺れ動きました。そして、結末。泣きました。読み終えても余韻が後を引く物語でした。


5 夏草の記憶
  沼地の記憶/トマス・H. クック

今年初めてこの著者の本を読み、ハマりまくりました。記憶シリーズはどれも「何があった?」「誰が何をした?」「何をされた?」とワケが判らないんだけど、だんだんと判ってくるスリルとサスペンス。特にこの2冊が印象的で好きです。

夏草の記憶
緋色の記憶
死の記憶
夜の記憶
心の砕ける音
闇に問いかける男


巡礼/橋本治

「孤族」の時代だとか「無縁社会」だとか色々問題になっているけれど、この本もそう言うこと。なぜだかわからないけど、いつの間にかそうなってしまった・・誰のせいでもなく気がついたらこうなっていた・・・と言うことがすごい説得力があった。人事じゃない。怖くて切なかった。


七人の敵がいる/加納朋子

とても上手い小説と思う。著者の意見に100%同意は出来ないし、やっぱり主人公の気性や思考には反感があるけど、そう思う私もだんだん主人公が好きになるし、物語も面白く感じたし・・・。お見事と思えた。


下流の宴/林真理子

上流バーサス下流。だけど、結局何が「上流」で何が「下流」なのか?


逝かない身体/川口有美子

「大切な肉親を『生きていては哀れな存在』と思い込む」過ち「あるがままの生を肯定する思想」の欠如「患者を哀れむのをやめて、ただ一緒にいられることを喜び、その魂の器である身体を温室に見立てて、蘭の花を育てるように大切に守ればいい」
生きることの意味を問われ、生命の神秘に圧倒されました。


10 死刑の基準―「永山裁判」が遺したもの/堀川 惠子

「法は全ての被告人の前において平等でなければならない、裁く人によってその生死が左右されてはならない。死刑宣告は裁判官全員一致の意見によるべきである」死刑は是か非か・・・・揺れまくる私です
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