【本】失踪家族/リンウッド ・バークレイ 訳:高山祥子

失踪家族 (ヴィレッジブックス)
失踪家族 (ヴィレッジブックス)リンウッド ・バークレイ 高山祥子

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面白かったー(*^_^*)
翻訳はどっちかと言うと苦手だけど、するする読めた。満足!



14歳のシンシアがある朝目覚めると、家族全員(両親と兄)がいなくなっていた。
書置きや痕跡も何もない。
前日のトラブル(シンシアが門限を破り酔っ払ってデートをしていて叱られた)が原因か?
家族の行方は杳として知れないままに、時間だけが過ぎて行った。

そして、今。25年の後。
「わたし」はシンシアの夫である。25年ぶりに事件を検証すると言うテレビ番組に出演した、その前後からシンシアの身に不思議なことが起き始める。
誰かが後をつけている、変な電話やメールがくる、シンシアの父親の帽子が出現する・・・などなど。
しかし「わたし」は、完全には妻を信じきれない。妻の狂言ではないと言い切れないのでは?
そんな時、最悪の事件が起きた。シンシアの大切な人物が殺されてしまうのだ。
一体犯人は・・25年前の失踪事件との関わりは・・そしてなによりも、25年前の事件の真相は??


とにかく、読んでてこれほど「結末だけでもいいから知りたい」と思ったことも、滅多にない。
なんせ、まったく手がかりもなく、25年前の事件の解決の糸口があるようにも見えず、このまま事件について何かが分かるようになるとは思えなかったのだ。だけど、真相は知りたい。だから結末を先に読みたくなるほどだった。
が、徐々に徐々に、25年前の事件の手がかりらしきものが集まり、事件の輪郭がぼやけながらも見えてきて、どんどん先を急がされた。まさにジェットコースター級のサスペンスだった。
シンシアはとても気の毒で、自分の身に置き換えて想像してちょっと泣きそうになるぐらいだった。
支える夫「わたし」の献身的なことも好感が持てた。
意外な人物が協力的であったり、また意外な人物が怪しかったり(これはでも想像できた。というか、絶対にコイツが怪しいとすら思っていたんだけども)人間関係も読み応えがあった。


結末は、驚くべきものでもあり、なるほどと思えるものでもあり、そして「そんなことだったのか」と思うこともあり。


でも、面白かった!!一気読みでした!



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11:59 : [本・タイトル]さ行トラックバック(0)  コメント(0)

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