【映】悪人

B004FLK6B8悪人 スタンダード・エディション [DVD]
東宝 2011-03-18

by G-Tools


原作を覚えてないことが多いが、今回は結構覚えていたほうだと思う。
割と原作に忠実に作られている印象。
しかし、それでも、原作との感覚の違いに気付いた。
たとえば「バスの運転手」のシーンなどは、原作では一番私が感動したところだったけど、映画は案外さらーっと過ぎてしまった。知らずに観たら感動したのかな?「サインポール」も同じく。
映画を観てから、自分の読書メモを見たら、当然のことながら、原作のほうが書き込みが多かったらしい。もっと群像劇のように、色んな視点から描かれていたようだ。また原作を読みたくなった。
「悪人」原作の感想はこちらです。
そういわれてみれば、祐一が犯行に至るまでが、短絡的な感じがしてしまう。

映画ではなんといっても、私は、柄本明さんの父親が良かった。
どんな破廉恥なことをする娘でも、人からは評判が悪い娘でも、親から見たら可愛い娘なのだ。
その深い愛情と、娘を殺された悲しみがひしひしと伝わり、何度か泣けた。
祐一の母を演じた樹木希林も良かった。
こうしたベテランの「職人技」によってぐっと感動作品になっていると思う。
その他の登場人物も、主人公を含め、キャスティングがすごく良い。すごく「納得」。

原作を越えることは無いが、映画は映画でよかったと思う。




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2011/10/06(木) 04:42:50 | Viva La Vida! <ライターCheese の映画やもろもろ>