【映】半分の月がのぼる空

B003YU881Q半分の月がのぼる空 [DVD]
ポニーキャニオン 2010-12-02

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監督 深川栄洋
原作 橋本紡
出演 池松壮亮(裕一)
    忽那汐里(里香)
    大泉洋(夏目先生)
    濱田マリ(亜希子)
    加藤康起(保(裕一の友達))
    川村亮介(司(裕一の友達))
    緑友利恵(みゆき(裕一の友達))
    中村久美(里香の母親)

肝臓の病気で入院している裕一は、たびたび無断で病院を抜け出す「不良」患者。
看護師の亜希子は、そんな裕一に「テレビの没収、その他のバツがいやなら、ある患者と友達になりなさい」と言われる。
その相手に会いに屋上に行くと、それは長い髪の可愛い女の子だった。
しかし可憐なみかけと裏腹に、その患者、里香は裕一にあれこれと命令する「エラソー」な女の子だった。
言いなりに使われていた裕一だったが、次第にふたりの間には友情が育っていき・・・。


病気の女の子とのラブロマンスとは、ありきたりな内容だと思ったけど、裕一君が健気。出会いのシーンなどは印象的で、可愛い姿の里香が、あんな返事をするとは意表をつかれて笑ってしまったし。
たじたじだけど、結局里香に対して優しい裕一、その姿がいじらしくて可愛かった。
特に、ふたりで深夜病院を抜け出して、里香の行きたいところに行くシーン。里香をおんぶして山道を登る。「重くない?」だったかな、里香が裕一に訊くんだけど、いかにも重くてしんどそうなのに、即答で「ぜんぜん!」だって・・。やせ我慢が若者らしくて、大好きなシーンだ。
幼いころから病気を持っていて、学校にもロクに行ってない里香を文化祭に連れ出すのもよかった。
舞台の上での台詞・・「私も・・!」は、とてもよかった。
嬉しそうな里香を見て、嬉しそうな母親と、そんな母親を見てまた嬉しそうな里香。親子のことはそう詳しくは描かれていなかったけど、思い合う親子の情愛も胸に迫った。
でもやっぱり一番よかったのは、若い二人の純真な気持ち。お互いを本当に大事に思う気持ち。臭くならずに、素直に感動した。「銀河鉄道の夜」の台詞がうまく気持ちを代弁していて余計に感動した。
実は、内容を全然知らずに観たので、本当にビックリしてしまったんだけど、巧い設定だなぁと感心。
これは原作も読まなくっちゃ・・・と思わされた。

そして、この物語、舞台は私の住んでいる三重県・・・・・の伊勢市です。
私は伊勢周辺ではないし、むこうの方言もこちらとはちょっと違うので、そんなに地元意識はないんだけど、でもやっぱり裕一が「なんでそんなことしやなあかんの」「なんとしたらええんや」「できやん」(はっきりした台詞を覚えてないけど、こんな感じ。)なんて言うので、にやけてしまいました。
妹が伊勢市に住んでいるのと、姪が入院したことがある病院もロケに使われたとかで、余計に身近に感じます。
妹の夫がとあるお店に勤めているんだけど、そこに、大泉洋さんがお食事に見えたとかも聞きました。
おなじ、三重県舞台の映画「逆境ナイン」は、申し訳ないけど、イマイチよくわからなかったんだけど(映画「逆境ナイン」を観たその後、私は原作者の島本和彦大好きなので、いまなら分かるのかなぁ)この映画はしみじみと胸を打たれました。


いま、ドラマでは「高校生レストラン」も、あちら地方が舞台です。
出演者達が、とくに若い神木隆之介くんや川島海荷ちゃんが、バリバリの方言で
「~~~やに!」なんて言ってるのを観ると、勝手に照れてしまうと言う・・わかるかなぁ(笑)。
好きな俳優さん、伊藤英明さんがこういう方言を喋ってるのも、なーんか嬉しい(笑)。
なんか、三重県ってブームなの?
・・と訊ねたら、伊勢市在住妹は「いや、特にブームではないだろうけどね」と言ってました。
パワースポットは人気あるらしい。

橋本さんって「もうすぐ」しか読んだことなかったけど、今度読んでみようっと(*^_^*)

4048685198半分の月がのぼる空〈上〉
橋本 紡
アスキーメディアワークス 2010-04

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4048685201半分の月がのぼる空〈下〉
橋本 紡
アスキーメディアワークス 2010-05

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17:50 : [映画タイトル]は行トラックバック(0)  コメント(2)
わー。おもしろそうです!
まずは原作を読んでみます。

2011/05/19(木) 12:58:11 | りつこ │ URL | [編集]

りつこさん コメントありがとうございます(*^_^*)
原作ってどんな感じでしょうね。
部分的にとても気になります。あと、
伊勢の言葉で書いてあるハードカバーのほうをおススメします。
元は電撃文庫だったらしいんです。
橋本さんって伊勢市のご出身だそうで、同県人として応援します(笑)

2011/05/20(金) 11:19:30 | short │ URL | [編集]

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