【映】ザ・ファイター

the fighter


デヴィッド・O・ラッセル監督、マーク・ウォールバーグ製作・主演クリスチャン・ベイル共演の、実話に基づいた映画。

ボクサーのミッキー(マーク・ウォールバーグ)がボクシングを指南され尊敬するのは、兄ディッキー(クリスチャン・ベイル)。
かつては「ローウェルの誇り」と呼ばれて地元の期待を一身に集めた。
だけど、今は過去の栄光を振り回すだけで、生活は堕落してミッキーのトレーニングもまともに出来ていない。
母親はいわゆる「ステージママ」で、ミッキーの試合の全権を握っている。
そんな二人に振り回されるうち、ミッキーは無謀な試合を組まれてしまう。
そんな折、ディッキーが警察沙汰を起こし、その波紋はミッキーにも及ぶ。
恋人シャーリーンのすすめもあり、ディッキーや母と別れる決意をするミッキーだったが・・・・。

どんなに人間としてダメでも、堕落した生活を送っていても、兄のボクシングの力量を信じている弟のミッキーがいじらしい。
母親にしても、どんなにでしゃばりで強情でワンマンだけど切り捨てられないし、ミッキーの真面目さ、優しさ(弱さというのかもしれないけど)に、少しイラっとしながらも好感を覚えたし、なんだかジーンとさせられた。
兄と母だけじゃなくて、誰をも切り捨てられないんだから、ミッキーって本当に優しいというか博愛主義者?
ボクシング映画といえば、お決まりのトレーニングのシーン。別々のところで兄弟が同じように頑張る姿が、とてもカッコよかった。
恋人のシャーリーンは、(エイミー・アダムスが演じてるんだけど、すごい変貌、結構な迫力!)ミッキーを家族の手から守ろうとして、しまいにはケンカまでしてしまう。強い女だと思った。
ステージママから離れても、やっぱり強い女性に惹かれてしまうのかな(笑)。
ディッキーが立ち直っていく過程はとてもリアルで(実話なんだから当然かもしれないけど)感動的ですらあった。
誰かのために・・・と思う気持ち。
彼らがお互いに思う気持ち、兄弟愛を強く感じて感動した。
兄弟愛なんていうと、うそ臭かったり引いてしまったりしそうだけど(私がひねくれているからか?)屈折した気持ちながらも、兄を慕う弟、無条件に弟を愛している兄、というのがすんなり伝わってきて、よかった。
クリステャン・ベイルはアカデミー賞はじめ色んなところで助演男優賞を獲得しているけれど、納得。すごい迫力だった。
母親役のメリッサ・レイってあんまり有名な女優さんじゃないと思うけど、こちらも同じく助演女優賞をアレコレ獲得。
知らない女優さんだったので(見たことある映画に出演しているけれど覚えてない)余計にものすごいインパクトだった。

★★★★☆


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