レイクサイド/東野圭吾

4408534641レイクサイド 新装版
東野 圭吾
実業之日本社 2004-11-15

by G-Tools


これも、図書館で予約して読みました。
映画にもなってるのですね。映画のCMをなんかのレンタルDVDで見た時に「読もう」と思って借りたんですが。

ふつーの推理小説、というかんじで、正直言って可もなく不可もなくって感じ。
だいたい、東野さんあたりになると、読むほうも「めちゃくちゃ面白いもの」を期待してしまうので、普通の感じじゃちょっと物足りなく感じます。

+++あらすじ+++

中学受験を控えた3組の家族が、親子合宿と言うかたちでやってきた湖畔の別送。そこで殺人事件に巻き込まれていく…。と言う話です。

+++感想+++

淡々とした、本格ミステリーで、謎解きを楽しむのがメインかな。
わたしはどっちかというと、殺人の背景にある動機や、人間模様をどろどろ~ぐちゃぐちゃ~としつこく描いてあるほうが好みなので、その点はあっさりしすぎだなーと感じました。
殺人事件を隠蔽するために、細工を施すシーンがあるんだけど、ああいうのももっと微に入り細を穿つような描写が欲しかった。
やってるほうの心理描写なんかも、もっと凄まじいものがあるのでは?

でも、これ、中学受験にのめりこむ子供と親の姿をかなり手厳しく風刺してあるので、そこはおもしろかった。

子どもが言うのです。
「いい学校に入れば得になる。入れなきゃ損だ。
 悪いことをしてお金をもらう役員だって
 東大を出てるからそう言う仕事に就けるし
 また、東大出の警察官にかばってもらえる。
 世の中、出世したものが勝ち」
って。
これは、もちろん親が教え込んで、勉強するためにはっぱをかけてるんだけど、そのあたりの皮肉の入った今の世の中への批判が、結構きつくてよかったです。
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14:13 : [本・タイトル]ら行トラックバック(1)  コメント(0)

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2006/03/12(日) 19:09:53 | cinema days 『映画な日々』